デジタル放送に一回だけ複写できるコピーワンスを導入

いよいよＢＳデジタル・地上デジタル放送にこの４月５日からコピーワンスの信号が入るようです。

このコピーワンスの信号が入るとどのようになるかというと、デジタル方式による録画は１回だけしか出来なくなるようです。たとえば、コピーワンスの対応がされていない、DVDレコーダー付きのＨＤＤレコーダーを使用してコピーワンスの信号が入った番組を録画すると、ＨＤＤには録画をすることができるものの、そこからＤＶＤにダビングすることは出来なくなります。たとえば、私の持っているＳＯＮＹのＰＳＸはこのような状況になってしまいます。

まぁ、私自身は地上デジタル放送やＢＳデジタルに対応したチューナーなどを持っていないので、当面は困ることは無さそうですが、首都圏でも地上デジタル放送が本格的に始まって、チューナー類の値段が安くなっていったら、きっと困ると思います。ＰＳＸのほうは、せっかくファームウエアをアップデートする機能がついているのですから、ぜひコピーワンス対応をしてほしいと思います。

一方、現在私はＣＡＴＶに加入しているのですが、このＣＡＴＶ放送局で地上デジタル放送の再送信を始めるようです。このＣＡＴＶ局でいったん受信した後にケーブルを通して流すデジタル放送はいったいコピーワンス信号の扱いはどのようになるのでしょう？　もうすぐＣＡＴＶで放送が始まるので、どうなるのか楽しみです。

【2012/10/01追記】

コピーワンスはコンテンツを1世代だけに限ってコピーできる仕組みです。2004年4月からBSデジタル放送および地上デジタル放送の番組に適用されました。しかし、この方式だとガードが厳しすぎて、使い勝手に問題があることから多少制限が緩和されました。2008年7月から新方式が適用されました。