NTTを東と西で分割した効果とは?

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NTT西日本がLモードの端末を無償レンタルするアンケート調査を始めたというニュースを見ながらふと思いました。

NTTは東日本電話会社、西日本電話会社、国内長距離電話会社に分割されましたが、本当に効果はあったのでしょうか。このさい、NTTコミュニケーションは議論の対象から外し、NTT東日本とNTT西日本の2つをとってみてもどうだったのか、いささか疑問が残ります。

この2つの会社はサービスを提供する相手が別の地域の人達なので、直接は競合になりえません。基本的には全国を相手にしている他の電話事業者が競争相手になります。

NTT東日本、NTT西日本、それぞれに本社機構を持ったり、商品企画をしたり、どう考えても経営が効率化されているようには見えません。大きな会社を解体するという効果はあったと思うのですが、それが日本経済にどのような効果があったのかはよく判らないというのが正直なところです。

NTT西、端末を無償レンタルする「Lモードonフレッツ」アンケート調査
NTT西、端末を無償レンタルする「Lモードonフレッツ」アンケート調査

【2013/08/14追記】

今年に入ってJR北海道の車両から出火する事故が相次ぎました。国土交通省は安全対策の拡充について、JR東日本に強力をしてもらうようにJR北海道に対して指導をしました。

JR北海道へ国交省が「JR東へ技術協力要請を」と指導 | 臨機応変?

NTTやJRなどを地域別に分割したことが本当に正しい施策だったのか否か気になるところです。

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