一太郎判決を受けて「変更ソフト」を検討

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 先日、東京地裁により一太郎で実装されているヘルプ機能のうち一部が松下電器の特許権を侵害していると判決されたことを受けて、ジャストシステムではヘルプ機能の絵を消去する変更ソフトウエアの配布について検討を始めているようです。

 今回の東京地裁の判決では商品の販売そのものを停止する必要はないのですが、やはり地裁の判決で違法と判断された商品を使用するのをためらう消費者が出てくることを心配しての措置のようです。

 どちらにせよ、ジャストシステムには今回の判決には影響あれず、日本人に合った良い商品をこれからもどんどん開発していって欲しいと期待しています。

ソフト会社「ジャストシステム」(徳島市)は、一日の東京地裁判決で松下電器産業(大阪府門真市)の特許権侵害と判断されたワープロソフト「一太郎」と画像ソフト「花子」のヘルプ機能の絵を消去する変更ソフト配布などの対応策を検討していることが五日、分かった。

【2013/08/13追記】

 その後、ジャストシステムではATOKをアンドロイドやiOS向けアプリとして公開しています。やはり、ジャストシステムにとっては日本語変換の仕組みはコアコンピタンスと言っても良いのかもしれません。Windowsには最初から日本語変換FEPが付いてきますが、ATOKと比較すると、ここぞという瞬間に誤変換をしてしまうことがあります。従って作業の効率に大きく影響するので、今でもATOKを購入してパソコンにはインストールをしています。今後もジャストシステムには頑張って欲しいところです。

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