店舗を拡大しているヤマダ電機が売上高1兆円達成

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ヤマダ

とうとうヤマダ電機が家電量販店としては初めて、年間の売上高1兆円を達したそうです。

数ヶ月前からヤマダ電機は今年度は1兆円を超える見込みと発表していましたが、その発表どおりに達成しました。

数年前まではコジマ電気が売上高日本一への挑戦というのを旗頭にがんばって出店攻勢をかけていたのですが、その後、ヤマダ電機がディスカウントストアーのダイクマと業務提携するなどして大型の店舗を一気に増やして、コジマ電気の売り上げをあっという間に追い越してしまいました。

コジマ電気は5038億円の売上高の見込みで、ヤマダ電機の半分にとどまっています。逆にヤマダ電機の上はイオンが4兆1000億円など流通大手がひしめいていますが、家電量販店の業態ではおのずと限界があると思いますので、今後はどのような手で出てくるのか気になるところです。

Yahoo!ニュース – 経済総合 – 毎日新聞

家電量販店初の売上高1兆円

【2013/08/14追記】

ヤマダはその後も売上高はどんどん上がり続け、2011年3月期は2兆1532億円にまで達しました。しかし、2012年3月期は1兆8354億円に落ち込んでいます。特に薄型テレビの需要が地デジ完全切り替えの2011年に集中したので、反動で2012年は落ち込んだのでしょう。

ただ、最近、ヤマダを見ていて気になることがあります。ヤマダは一気に出店攻勢で店の数を広げていき、またディスカウントストアのダイクマを業態変更して家電店にしたような大型店舗があります。

これらのお店が最近行ってみると、とても古くなっていることが気になることがあります。もしかすると改装が追いついていないのかもしれません。反面、ケーズデンキなどはとても綺麗なお店で反撃のチャンスをうかがっていますので、いつまでもヤマダばかりが強い時代にもそろそろ変化が現れるのかもしれません。

【2014/08/15追記】

ヤマダは2013年3月期にも前年に比較して売上高を落としてしまいました。家電不況とともに家電製品をネット通販で購入する人が増えたのも経営に大きな影響を与えているのではないかと思います。ヤマダ電機ではリフォームの受付を店舗で実施したりして新規の事業の拡大にも力を入れていますが、まだ業績が回復するというところまではいっていません。

家電量販店もビックカメラxコジマ連合、エディオン、ケーズデンキなどいろいろな大手がしのぎを削っていますので、今後のヤマダの業績回復がどうなるのか気になるところです。

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