平成電電が民事再生法の適用申請

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民事再生法

 平成電電が東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請したニュースには驚きました。

 平成電電に関して最近はあまり大きなニュースが無いなと思っていたのですが、経営がたいへんなことになっていたのですね。負債総額が1200億円という莫大な数字なので、いかに固定の設備をもってサービスを提供することが難しいことかが判ります。

 平成電電という会社は当初は1990年に不動産売買仲介を目的に設立されたあとに経営不振のために休眠し、1996年に再開して通信関連の業務をてがけていたそうです。

 また、2004年には格安の加入電話サービスであるCHOKKAを開始して当時はかなりの話題になりました。

 確かに最近では固定電話サービスに関しても大手の会社が安売り合戦を繰り広げており、またIP電話についてもNTTのひかり電話サービスをはじめとして有力なサービスが出そろってきました。

 また、IP電話以外でも「電光石火」というADSLのサービスも提供しています。私自身はNTTのBフレッツを使用していたので今まで電光石火のサービス内容をよく見たことが無かったのですが、プロバイダセットの龍神というサービスが税抜き1980円などかなり頑張った価格でサービスを提供していますね。

 サービス自体はそのまま継続されるということですので、現在、サービスを利用している方にとっては、今すぐに何らかの影響があるということはなさそうですが、今後、平成電電を支援する企業が現れたとき、その企業が提供するサービスに統合されるようなこともあるかもしれません。

コメント

  1. 継続して一貫した製品/サービス提供する期間

    マネジメントシステムを構築する場合、組織が「どのぐらいの期間の継続性」をイメージしているか、さまざまだなぁ、と思う。
    マネジメントシステム規格で言ってい…