UFJ銀行の無人ATMに設置されていた暗証番号を盗む隠しカメラ

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監視カメラ

昨日、UFJ銀行の無人店舗のATMで隠しカメラを入れた小箱が見つかったというニュースが駆けめぐっていましたが、フジサンケイによると実はこの事件、9月上旬には既に見つかっていたのですね。

テレビでは「複数の店舗に設置してあった」という表現を使っていましたが、フジサンケイビジネスiでは「全国1600の無人店舗にあった小箱を撤去するとともに」と報じています。

この1600という数はカメラが入っていなかった小箱も含めて全てを回収したという意味でしょうか。ちょっとこれでは数が多すぎるので他の報道を確認してみると、日経新聞のサイトでは「首都圏十数カ所」と報じているので、こちらの報道が正しいのでしょう。

FujiSankei Business i. 金融・証券/UFJ銀で「ATM盗撮」(2005/10/19)


UFJ銀行はなぜ9月の上旬に見つかった事実を発表してこなかったのでしょう。ある程度、対策が終わったあとに発表しようと思ったのだとは思いますが、被害が他の銀行や証券会社などに及ぶ可能性は十分にありますので、早く発表しなければいけなかったのではないかと思います。

今日の朝のテレビでは同じような小型ビジネスカメラでどんな精度の映像がとれるのかということを実験していましたが、暗証番号としてどのキーを押しているかは簡単に判ってしまうほど鮮明な映像でした。

ATMで操作をするときには、まわりの人影だけではなく、へんなものにも注意を払わないといけないようです。

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