映画 ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

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今日は銀座のYAMAHAホールで行われた「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」という映画の試写会に行ってきました。朝日小学生新聞か何かで募集されていた試写会のようで妻が応募したようです。

この映画は子ども向けのファンタジー映画で、メリーポピンズとハリーポッターを足して二で割ったようなイメージのイギリスの映画です。

妻を亡くしてしまったブラウンさん(コリン・ファース)には長男のサイモン(トーマス・サングスター)を筆頭に7人の子供がいます。

悪戯好きな彼らは17人目にもなる子守りにも色々な悪戯をしかけて追い出すことに成功します。お父さんは家政婦紹介所に行きますが、こんなに頻繁に家政婦を紹介してくれることも無くそのまま断られてしまいます。

そこに家政婦紹介所に属していないナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)という家政婦が嵐の夜に突然現れて、キッチンの中で大騒ぎをする子どもたちに「しつけ」を始めます。子どもたちは当然反抗をして新しい家政婦を追い出そうとするというところから、本格的に話しが展開していきます。

ここまでのストーリーは本当にメリーポピンズそっくりです。仕事で忙しいお父さんと、お父さんと少しでも遊んでもらいたい子どもたちの間を修復しようとするというあたり、メリーポピンズの設定と出だしはよく似ていると思います。でも、表現方法とその後のストーリーの展開についてはメリーポピンズとは全く異質のできばえでした。メリーポピンズは実写とアニメを融合して夢の世界を描いていきますが、こちらの映画はハリーポッターのような雰囲気の世界を描き出しているところが大きな違いです。

ここから物語が展開して、やがて意外な方向にストーリーは進みます。こんな形でストーリーが展開するとは思ってもみませんでした。途中で5歳の子どもは飽きてしまった場面もありましたが、途中からまたスクリーンを食い入るように見始めて最後まで楽しんでいました。映画の公開は4月15日からです。子どもにも安心して見せることができる良い映画だと思いました。

(2006/04/15追記)

今日からロードショー公開です。テレビでもスポットCMが頻繁に流されるようになりました。このエントリーへのアクセス件数も非常に増えてきています。日本での興行成績がどの程度になるのか気になります。

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