ソニーの液晶テレビが全世界市場でシェア1位

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ソニーの液晶テレビ

 今日はどの新聞でもソニーの液晶テレビが世界シェアで1位になったことを伝えています。米国の市場調査会社の発表で、ソニーは世界シェア14.6%を確保、いままで一位だったSHARPと首位が入れ替わりました。


 2001年以来、ずっとシャープは液晶テレビのシェアで1位を確保し続けてきたのに、ここでシェアが入れ替わったということはすごいことだと思います。

 SONYはそもそもはトリニトロン型のカラーテレビが好評でテレビのSONYとも呼ばれていました。ふつうのブラウン管型テレビは球面の一部のような画面だったのに対し、SONYのトリニトロンは円錐の一部を切り取ったような画面形状、従って画面の湾曲が少ない、さらには画面に映る映像の歪みも少ないということで、スタジオ用のモニターテレビから家庭用のテレビまで売れに売れまくっていました。

 とはいっても薄型大画面テレビの人気にはトリニトロン型テレビもかなわずに、液晶のSHARPがどんどん液晶テレビでシェアを伸ばしていくなか、SONYは液晶WEGAを発売しました。

 でも、WEGAは人気が出ずに昨年になって、ブランドを一新してBRAVIAを発売しました。他社と比べて世界市場で人気がある32インチサイズ以上の製品比率が高いことや韓国のサムスン電子との合弁工場を活用し液晶パネルの供給を確保できたことが躍進の要因と記事には書かれています。

 SONYはSHARPと比べると海外におけるブランド力が圧倒的に高いので、このまま液晶パネル供給能力をアップさせることができれば、さらにシェアをのばすことは可能でしょう。

 ちょっと、プレイステーション3に関しては心配なニュースが続いているSONYですが、テレビの業績回復については本当にうれしいニュースです。

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