昔の黒電話と異なり「ひかり電話」は停電に弱いことに注意

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黒電話

昨日、会社から家に帰ってみると、アクアリウム用の照明が消えています。訳を聞いてみると、家の中のクーラーを3箇所で一気に使ってブレーカーを落としてしまったようです。ほかに被害の状況を聞いていると電話がつながらなくなったと言います。

昔の黒電話のときは停電なんかしても、電話線から供給されている電源で問題なく電話は使うことができていました。ところが、留守番電話機能など色々な機能が電話につくようになってきて、電話線で供給される電気では足りなくなってからは、家庭用電源からも電気を使うようになりました。この頃から停電中は電話ができなくなってしまったと思います。

そしてIP電話が普及してきて、うちではNTTのひかり電話を入れました。このひかり電話も停電中は電話をすることができません。また、うちのひかり電話は更に調子が悪くて、停電から復帰したあとも電話ができないことが多々あるのです。WBC-V110Mという「ひかり電話」用のアダプタを使用しているのですが、停電から復帰したあとにうまくIP電話用のサーバーとの間でコネクションが確立できないようです。

こうなってしまうと、何回かWBC-V110Mの電源を入れ直して、しばらく待ってVOIPランプが点くか否か確認し、またダメだったら電源を入れ直すということをしばらく続けると、ようやくつながるようになります。今日は5回やり直して、ようやく電話が使えるようになりました。


このWBC-V110Mはその後、ファームウエアがバージョンアップしているので、その新しいファームウエアを入れればもしかすると動作が安定するかもしれないのですが、今回は何ら本質的な問題は解決できていない消極的な方法で対応することにしました。

余っていた無停電電源装置を引っ張り出してきて、光ファイバーの終端装置、ルーター、そしてIP電話アダプタを接続しました。こうすれば、停電しても電源が切れないのでIP電話が遮断される心配がありません。無停電電源装置のバッテリーがなくならないあいだにまた電気が供給されれば大丈夫です。

今回使用した無停電電源装置は数年前に購入した商品で、1万円程度の値段だったと思います。もっと以前はUPSというと値段が物凄く高かったのですが、この商品を買った頃から、安い商品が出回るようになっていました。楽天市場を見てみると、今では8000円台から商品があるようです。

無停電電源装置を使い始めたあと、停電が起こったときに期待通りの動作をしてくれるか否か、どんなものだか様子を見ていこうと思います。

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