玄箱にUSB外付けHDDを接続(ロジテック 300GB HDD LHD-ED300U2)

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玄箱

 楽天市場のジャストマイショップでロジテック社製の外付け300GBハードディスクが1万2000円あまりで販売されていました。ジャストマイショップウルトラセールというところで販売されていましたが、現時点では品切れになっています。

 1万2000円あまりというと、300GBの内蔵型ハードディスクでもこの程度の値段はするので、内蔵型ハードディスクを購入したら外付け用のUSBケースが付属してきたのに相当するような気がします。このジャストマイショップでは特にロジテック社の外付け型ハードディスクは安く売られていることが多々あるので、外付け型HDDを狙っている場合には要チェックのお店だと思います。

 このロジテック社のLHD-ED300U2が昨日、自宅に配達されました。昨日は疲れていたので、今日の朝に起きてからセッティングを開始しました。まず、最初に試してみたかったのは、玄人志向の玄箱のUSB端子に接続して、NASのハードディスク容量を増やすことができないかということです。この玄箱という商品はネットワークに常時接続できるハードディスクとして利用できる商品です。中にハードディスクが入っていないので、中に入れるハードディスクは別に購入する必要があります。

 私の場合は中には160GBのハードディスクを入れて運用していたのですが既に中のハードディスクはいっぱいになってしまっていました。中のハードディスクをより大容量のものに取り替えてみても良かったのですが、実はこの玄箱には背面にUSB端子がついています。ここにUSB接続型のハードディスクを接続することによってそのUSB接続型のハードディスクも合わせて常時ネットワーク上で共有することができるようになります。


 ただし、USB端子に接続すればそれだけでOKとならないところが、この玄箱の良いところ?です。玄箱の中は実は小さなコンピューターが内蔵されていて、そのコンピューター上ではLinuxが動作しています。このLinuxにいくつかの設定をしなければいけません。この設定をするためには、Linuxのコマンドを打っていく必要があります。このコマンドを打つことに慣れていないと面食らうかもしれません。

 基本的には参考情報の通りにコマンドを打っていけばよいのですが、コマンドの投入間違え等でトラブルが起こったときに、どこまで戻ってコマンドを打てばよいか等の感覚がわからないと、見送った方が良いと思います。もしも問題が起こっても、自己責任ということで諦めなくてはいけません。

 最初にこのハードディスクを買ってきたら、まずはパソコンに接続してみました。ここでやりたかったことは、標準のドライバで接続できるか否かを確認したかったこと、および「サイレントモード(一定時間がたったらハードディスクの回転を止める機能)」の設定をしたかったことです。

 ハードディスクをパソコンに接続してみると、特に余計なドライバを特別にインストールしなくてもきちんと認識してくれました。これならば玄箱に接続してもうまく認識してくれる可能性があります。また、このハードディスクは最初からFAT32でフォーマットがされているようです。今度はサイレントモードの設定です。パソコンにユーティリティプログラムをインストールして、サイレントモードの設定をします。私は5分間のアクセスが無かったらハードディスクの回転が止まるように設定しました。

 次に玄箱にUSBハードディスクをつなげなおします。ここから先の設定方法は下記のサイトの通りに設定しました。

 ★槻ノ木隆のPC実験室

 このサイトに紹介されている情報のなかで私が一番困ったのは、viというエディターの取り扱いです。このエディターはコマンドラインで操作するエディターなのですが、色々なコマンドを駆使しつつ編集していかなければいけません。慣れてしまえば便利なエディターのようなのですが、慣れるまでは大変です。そこで、玄箱にFTPでアクセスして、該当のファイルをパソコンに一旦持ってきてから、秀丸で編集、そして編集が終わったら再度、FTPで玄箱に書き戻しました。FTPでアクセスするときのIDとパスワードはTELNETでアクセスするときと全く同じで大丈夫です。

 そしてもう一つ困ったことは、samba.confを編集して玄箱に転送したあとにsambaを再起動するのですが、再起動してもうまく認識されなかったことです。これは上記のリンク先サイトに公開されているsamba.confの内容に全角スペースがあるためで、もう一回、半角スペースに置き換えて編集し、再度、玄箱に書き込み、sambaを再起動することで今度はうまく認識されました。他にも編集しなければいけないファイルがいくつかあるのですが、全てについて同様のことに注意する必要があります。

 一通りの設定が終わると、玄箱の中にあるハードディスクとは別にusbhddとして別にハードディスクが認識されるようになります。これで約300GBのハードディスクがいつでもネットワーク上に公開されている状態になります。とても便利です。

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