プレイステーション3上で今年中には開始されるとされていたHOMEというサービスが来春のサービス開始に延期されました。
このHOMEというサービスは、セカンドライフのような仮想社会をPS3上で実現しようというものです。どうしても、普通のパソコンだと仮想3D環境を再現するためには少々能力不足の面があるのですが、PS3であれば有り余るほどのグラフィック能力を存分に使用することができます。
最近ではセカンドライフの登録ユーザー数は多いものの、実際に使用しているユーザーはかなり少ないのではないかということが記事になっています。実際にはどうなのかと、ネット上でニュース記事の検索をしてみました。最近になっても、色々な企業がセカンドライフ上に店舗などを開設しているようです。
サントリーがセカンドライフに進出
★時事ドットコム:サントリー、「セカンドライフ」に進出
浜崎あゆみなどが所属するAVEXもセカンドライフに進出しているようです。
★avex、セカンドライフ初日来場状況は?専用登録サイト&オリエンテーションランドオープン – Chizzy Dilley のセカンドライフレポート
このAVEXISLANDに行ってみました。「テレポートURL:http://slurl.com/secondlife/avexisland/128/128/42」
誰も人がいませんでした。特にイベントが行われているようでもなく、閑散としていました。
セカンドライフもかなり苦戦しているように見えますが、PS3がHOMEを始めたとき、どの程度の利用者がこの仮想社会を実際に使用し始めるのか、興味のあるところです。
セカンドライフではパソコンの画面で楽しむ形になりますが、PS3では家庭のテレビで仮想社会を楽しむ形になります。幅広い年齢層で楽しめるようなコンテンツがいかに充実できるかが成功の鍵になるのではないでしょうか。
現在、ゲームショーが開催されていますが、PS3に関する新しい情報はほとんどありません。振動機能が付いたコントローラーの発売くらいが明るいニュースでしょうか。それ以外は特に値下げの発表があったわけでもなく、またこのHOMEの開始を延期するという発表があった程度です。PS3が本当に今後大丈夫なのか、ちょっと心配になってしまいました。
コメント