東芝が2010年度を目処に白熱電球の製造を中止する

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東芝 白熱電球

 東芝のグループ会社である東芝ライテック株式会社では2010年度を目標に白熱電球の製造を中止するという発表をしました。

 白熱電球は蛍光灯などの光源に比べると、同じ明るさを得るために必要な電力量が多いのが欠点です。熱をたくさん発してしまうところが電力を多く使ってしまう原因です。白熱電球はもともとはエジソンの時代からある方式ですから、未だにその当時の技術が使われていること自体が驚きではあります。

 以前は蛍光灯といえば直管か丸いわっかのタイプのものが主流でしたが、最近では実に色々な電球型蛍光灯が販売されるようになりました。(Wikipediaによれば最初に電球型蛍光灯を開発したのも東芝だそうです)

 また、電球型蛍光灯自体、発売当初は相当高かったのですが、最近では一つ数百円で購入できるようになりました。(チェーンによっては100円ショップで電球型蛍光灯が扱われていることもあるそうです。私はまだ見たことがありません) コスト面の問題もほぼクリアされたと言って良いのではないでしょうか。

 ★あまりにも激安・ダイソーの電球型蛍光灯 – みかんと空間

 電球型蛍光灯はつけっぱなしにするような用途には寿命の面から向いていますが、あまり頻繁にON・OFFを繰り返すようなような用途には向いていないと言われています。このような場所ではふつうの白熱電球を使うことが一般的でした。

 しかし、最近の製品では点滅耐性を強化した製品が主流になってきていて、このような場所でも電球型蛍光灯が使えるようになってきているのだそうです。技術進歩には驚かされます。

 東芝ではほかにLED型の電球も販売しています。こちらは蛍光灯よりもさらに低商品電力ということが特徴です。

 こちらのサイト(【やじうまPC Watch】LED電球の実力を測る)に実験記事があるので参考になります。まだ、少々暗めのところが気になりますが、今後の技術進歩でこちらも十分に実用の域に達するのではないでしょうか。温室効果ガス削減のためにも、このような低消費電力の商品を使うことは重要なことだと思います。

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