映画「機関車先生」を見た

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最近、邦画を立て続けに見ていますが、その続きで「機関車先生」という映画を見ました。2004年に公開された映画なので、今から4年前の映画ということになります。

瀬戸内海にある小さな島「菜名島」に北海道から臨時教師(坂口憲二)が北海道からやってきます。この先生は北海道での剣道の試合で怪我をして、声を出すことができません。(原作の本では小さな頃にかかった病気のせいで声が出せなくなったという設定になっているようです「偉大な機関車先生」)

声を出せなくなってしまったことから、この「菜名島」での臨時教師が自分の教師生活の中で最後の教壇に立つ機会だと決めて来ました。


この先生のことを7人の子どもたちが「機関車先生」というあだ名をつけて一緒に勉強をします。機関車先生の母親はこの菜名島の出身なのですが、旦那と親が喧嘩をしてしまい「もう島には帰ってくるな」と言われたことで、もう30年も島には帰ってきていません。

島の人の中には声を出せない先生を認めない人もいました。しかし、剣道の試合を通じて島の人が先生を見る目が変わってきます。最初は機関車先生は剣道の試合に出ることを断っていました。
しかし、子どもたちと接するうちに剣道の試合に出場することにします。そして、順々に試合に勝ち抜いていき機関車先生が剣道の試合で一等賞をとったときには、その存在を見直します。そして、島の人とも馴染んだころ、臨時教師としての任期が切れて、また北海道へと帰っていきます。

校長先生を堺正章が演じているのですが、実に控えめな感じで、堺正章っぽくないところがとてもよく演技されています。普段の堺正章からは想像もできないような味のある演技でした。坂口憲二も声を出せないという難しい役ですが、圧倒的な存在感があります。心が温まる良い作品でした。

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