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■ブログの歴史

 このブログ、2004年の3月から運営していることもあって、最近発表されたMovabletypeのVer4.2とはテンプレートなどの互換性が取りにくい状態になってきてしまっていました。そこで、新しいブログをいったん作成して、今までのブログから記事をエクスポート、そして新しく作成したブログの方へインポートすることで、新しいブログのテンプレートに対応させました。

■エクスポート/インポート方式よる移行

 当初は古いブログのままで新しいテンプレートを適用できないものかと、色々と考えたのですが、どうしても良いアイディアが浮かばないので、まったく新しいブログに記事をインポートして移行するという方策をとることにしました。

 最近のMovableTypeであれば記事をエクスポートしたときに、個別エントリーが公開されていたときのファイル名(basename)をきちんと出力してくれます。また、その記事に付けていたタグやカテゴリーなどの情報も一緒にエクスポートしてくれるので、もとの状態にかなり近い形で、新しいブログにインポートすることができます。

 唯一、カテゴリーが属するベースネームがきちんと引き継がれずに新しいbasenameが付いてしまったので、カテゴリーごとの記事のURLが変わってしまいました。たとえ、カテゴリーごとの記事とはいえ、URLが変わってしまうと今ひとつなので、古いブログから手動で新しい奇ブログのカテゴリーにbasenameを設定し直しました。管理ページの一覧からカテゴリーを選択すると、カテゴリーに関する詳細な設定ができるようになります。


■新しいブログのデザイン

 新しいブログではテンプレートについては、標準のものをとりあえず選んでおきました。一番左にメインコンテンツを配置して、右側に2カラム分のサイドバーを配置するタイプのものです。右利きの人は知らず知らずの間にマウスポインタを右側に置いていることが多いので、メニューのたぐいは右側にあった方が操作性が良いという話しをどこかで聞いたような気がします。

■プラグインの取り扱い

 また、色々とカスタマイズを進めていく上でも、標準テンプレートを出発点にしておけば、色々と応用もできそうです。プラグインなどについては、従来使用していたプラグインをそのままの形で引き継いでいます。

 この引継ぎの中で一点だけ問題が発生しました。MTVOTEという記事の良し悪しを投票するプラグインを使っているのですが、このプラグインで投票結果を管理しているデータベースの内容が引き継がれていないので、投票結果の点数が全て0点に戻ってしまいました。ここはどうすれば移行することができるのか、少し考えてみたいと思います。もしかしたら、MySQL上でSQLを直接たたいて、結果をダウンロードし、そしてまた新しいブログのデータベースに取り込むという強硬手段を実施するかもしれません。

■アイテムに関する引継ぎ

 ちょっと困ったのは、「アイテム」に関する引継ぎです。昔のMovableTypeでは写真などのイメージファイルを投稿したあとに、そのファイルを管理する機能はありませんでした。しかし、MovableTypeのver4以降あたりから、これらのファイルをアイテムとして管理する機能が実装されています。しかし、エクスポートした記事の情報を新しいブログにインポートしただけでは、この「アイテム」に関しては移行されません。しかし、イメージファイルの実体については、サーバー上に格納されたままになっていますので、公開する時のパスにさえ気をつければ、リンクが切れて画像が表示されなくなるという心配はありませんでした。結局は、画像に関してはきちんと表示されているので、アイテムとして移行をするのは諦めまして。

■サイドカラムに関する設定

 そして、サイドカラムの設定についても非常に対応しやすくなりました。今までは、個別エントリーアーカイブのテンプレートの中にサイドバーの中身に関する設定まですべてが記述されていたのですが、MovableTypeの新しいバージョンではウイジェットという機能が実装されたので、個別エントリーアーカイブのテンプレートの中にサイドカラムの記載をする必要がなくなりました。ウイジェットといわれる部品に相当するものを個々に設定していって、あとはグラフィカルに並び替えていけば、自然にサイトのデザインができあがってしまいます。便利になったものだと感心するばかりです。

 レイアウトを微調整しては再構築をしてデザインを確かめていって、まずは公開できそうな雰囲気になってきましたので、「管理画面→設定→公開」で、サイトパスおよびアーカイブパスを本番用のパスに書き換えて、現在はブログ全体の再構築を実施しています。サイトにアクセスしている人から見ると、突然、ホームページのデザインが変わるような感じになるので、少々驚かれているかもしれません。

■今後の対応

 今回の全面リニューアルで、MovableType4.2の機能を使い切るような形になりました。今後のアップデートでは特にコミュニケーションに関する機能が更に充実するようですので、色々と試していきたいと思います。
■参考書籍
 MovableTypeについてはVer4以降、色々な機能が実装されてきて、徐々に機能が使いきれなくなってきた感もあります。ムーバブルタイプの参考書籍を何かしら購入しようと思っているのですが、下記の書籍あたりが良さそうな感じがします。本屋でも確認してみようと思います。

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