映画「サイドカーに犬」を鑑賞

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「サイドカーに犬」という映画を見ました。あまり聞いたことがない映画だったのですが、竹内結子主演ということだったので、楽天レンタルで注文しておきました。

もともとは2001年6月に短編小説として発表されて、2007年に映画化されました。竹内結子は産休をとっていましたが、この映画が産休復帰第一作目の作品となります。

映画は、不動産会社で働く薫が会社で有給休暇をとり釣り堀に行くところから展開します。ここで小学校4年生の女の子が釣りをするのを手伝ってあげているときに、自分が小学校4年生だった頃のことを思い出します。

当時は母親が愛想をつかして家出してしまい、見知らぬ女性のヨーコ(竹内結子)が家にやってきて、夕ご飯を作ってくれたり、自転車の乗り方を教えてくれたりします。

また、当時は「歯が溶ける」などの都市伝説もあって、あまりコカコーラは子どもが飲んではいけない飲み物という印象があったのですが、そんなコーラを薫に飲ませてあげたりもしました。ヨーコは何をやらせても豪快で金には無頓着で、自由奔放に生きている感じです。

竹内結子は、「いま、会いにいきます」の母親役のようなしっとりとした役柄も良いなと思いましたが、この映画のヨーコのような、大雑把な性格の女性役も上手に演じています。2002年に放送されたドラマ「ランチの女王」で演じた役柄に近い感じです。

全体的に不思議な感じの映画でしたが、ストーリーの流れに中に、「嫌いなものを好きになるのは簡単だけど、好きなものを嫌いになるのは難しいんだよな」、「自転車に乗れるようになると世界変わるよ」といった感じで印象的な台詞が埋め込まれていて、素敵な映画に仕上がっていました。

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