NV-SD540DTの迂回機能

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合流車線

 先日、川越街道を使って川越まで行く途中、大渋滞に遭遇してしまいました。FM-VICSで表示されている渋滞表示を確認してみると、川越まで断続的に延々と渋滞しています。走っている道の先に渋滞があると、「およそXKm先、渋滞しています」、また渋滞に突入すると、「この先、渋滞しています」と音声案内をしてくれます。この音声案内がたびたびされていました。

 本当であれば渋滞が無い道に自動的に案内をしてほしいところなのですが、FM-VICSの場合には通行止めについては考慮してルートを作成してくれるものの、渋滞の場合には考慮してくれません。これは技術的には十分に可能だと思うのですが、規則として許されていないようです。光ビーコンなど双方向で通信する仕組みで、渋滞情報をセンターに提供していないクルマは若干の利便性を落としているのでしょう。(カーナビ問答)


 ただ、このゴリラには手動で迂回ルートを探索してくれる機能が付いています。先に画面で何キロメートル先まで渋滞が続いているかを確認して、「メニュー→ルート→ルート編集→迂回」という順番で操作すると、何キロの迂回をするかと聞いてきますので、ここで距離を指定します。すると、渋滞している道を使用しないルートを表示してくれます。

 この機能を使って検索をしてみると川越街道を使わずに目的地の近くまで行くルートを案内してくれました。途中、踏切があるところで渋滞にあってしまいましたが、それ以外の場所ではスムーズに走ることが出来て、思ったよりも早く目的地に着くことが出来ました。少し幹線道路から離れるだけで、これだけ道路の混雑に差があるというのはとても不思議なことだと思います。やはり、従来と比べてナビの指示に従って走る人が増えたためでしょうか。

 VICSの渋滞情報で自動的に迂回ルートを検索してくれれば一番便利だと思うのですが、この迂回機能もなかなか使い勝手が良いと思います。

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