AppleからiCloudが発表されました

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 AppleからiCloudというサービスが発表されました。自分自身で保有しているコンテンツを自分自身で持っているすべてのデバイスで楽しむことが出来るようになるというコンセプトでサービスが提供されます。今まではiPodやiPhone、そしてiPadの中にある記憶装置に音楽コンテンツや動画コンテンツを記憶させて持ち歩くのがセオリーでした。


 ところが、このiCloudを使用すると、appleが提供するセンターのハードディスク上にコンテンツを保存しておき、そしてそのコンテンツを自分が持っている色々なデバイスで再生をすることが出来るようになります。

 iCloudで管理できるのは、音楽、アプリケーション、最近撮影した写真、Eメール、連絡先、カレンダーなどの情報を保存できます。

 iCloudに登録すると無料で自動的に5GBの無料ストレージを使うことが出来るようになります。iPhoneなどでは32GBのメモリがありますので、この5GBという容量は非常に小さいような気がします。本当に5GBで足りるのかというと、実はそこに仕組みがあるそうです。

 たとえば、iTunesで購入したコンテンツについては原本をAppleが持っていますので、その原本へのショートカットのみが自分のディスクの容量を占有するだけになります。iTunesでダウンロードしたアプリケーション、本などのコンテンツについても同様に自分のディスクスペースにはショートカットしか置かれません。この仕組みで5GBしか容量が割り当てられなくても、そこにまるで大きなディスクがあるかのごとく利用できるようになっています。

 ただ、私の場合はiTunesで購入したコンテンツはあまり無くて、ほとんどが、CDから自分でリッピングしたものになります。このとき、iCloudではどのように取り扱われるのかが気になります。もしも、iCloudの5GBしかないディスク容量の中で管理されるのだとすると、すぐに満杯になってしまいます。

 ネットで調べてみると、こちら(404 Blog Not Found:news – iCloudの容量がたった5GB/IDで足りるわけ)のサイトがヒットしました。

 こちらのサイトの情報によれば、CDからリッピングしたコンテンツでもあっても、それと同じものがiTunes Storeにあるものならば、そこから購入したものと同じ扱いをしてくれるとのことです。とすると、たとえば低いビットレートでリッピングしたコンテンツだとしても、iCloudを使うことが出来れば、iTunes Storeで保存されている高音質の音源で聴くことが出来るようになるということでしょうか。この辺の詳しい条件については現在発表されている情報の中からは見つけることが出来ませんでした。

 iCloudはこの秋に登場するということですので、楽しみに待ちたいと思います。

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