iPhone対決はSoftBankが優勢

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 日経新聞の記事にiPhoneに関するSoftBankとauの競争に関する記事がありました。2011年10月14日からiPhone4Sが両社から発売されました。当初はソフトバンクでは100万人規模でiPhoneユーザーがソフトバンクで解約する事態を想定していたようです。

 ところが蓋を開けてみると、BCN社の調査で、昨年11月の回線事業者別のシェアは、ソフトバンクが66.4%,auが33.6%となっていました。着実にソフトバンクは販売実績をあげているようです。


 当初はauの方が回線の品質が高いと、かなり期待されていました。ただ、料金プランが発表されてみると、auは月額のデータ通信に関する料金プランが4980円、ソフトバンクは4410円と開きが出てしまいました。いくら、回線の品質が高かったとしても、毎月の支払額が500円あまり増えることは、結構、痛いです。

 また、ソフトバンクはテレビ電話のFaceTimeが使えたり、通話中にメールの受信ができたりと、機能でも差が出ています。

iphone4sの値段

 ケータイWATCHではSoftBankからauに乗り換えてレポートをしている記事がありますが、スペックではソフトバンクの3G回線の方が速度が早いものの、実際の測定では両社に大差はなく、レイテンシではau回線の方が早いと書かれています。レイテンシはiPhoneからサーバーにリクエストを送ってからデータが戻ってくるまでの時間です。従って、何らかのアクションをした時の一回一回の反応がauの方が良いと感じられるようです。

 今後はソフトバンクがプラチナバンドと呼ばれる900MHz帯の帯域を確保できるか否かが焦点になります。

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