パイオニア、フロントガラス前方に情報を表示するカーナビを発売

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田舎道

 先日の報道で、パイオニアからフロントガラス前方にナビの案内情報を映し出す「カロッツェリア サイバーナビ」カーナビシステムを発表したことを報じていました。平成24年7月下旬に発売するそうです。


 報道によれば、「AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニットを搭載し、ドライバーの約3メートル前方に、ルート情報などを約90×30センチ大でカラー表示する」とされているのですが、今一つ、どんなものなのかが想像出来ません。そこで、Youtubeを検索してみたところ、実際にこのナビで運転しているところを撮影した動画がありました。

 フロントガラスの手前、上方に透明のユニットを設置し、そこにナビ情報を投影するようです。このユニットのことをヘッドディスプレイユニットと呼んでいるようです。

 私自身、2DINユニットの位置に付いているカーナビは視点の移動量が大きすぎるので好きになれません。もっぱらダッシュボードの上に設置したポータブルナビを頼っています。従って、視点移動量を出来るだけ減らすというコンセプトには共感できるところがあります。

 この動画を見て、どんなものなのかはイメージがつかめたのですが、ちょうど信号機などが見える方向とユニットを設置する位置がかぶるので、誤認する可能性は無いのか等、気になるところもあります。

 また、地図が表示されるわけではないので、この画面で全体を俯瞰することは出来ません。別に地図を表示しているモニターはあるのか気になるところです。そこで、さらに情報を調べてみると、こちらに商品の紹介がありました。

 ☆サイバーナビ AVIC-VH99HUD_AVIC-ZH99HUD 特長1 | カーナビゲーション | carrozzeria

 こちらを見ると、別にポータブルナビのような画面があって、そちらで普通のナビと同じような情報を確認することが出来るようです。また、AR HUDユニット自体に地図を表示した画面も紹介されていました。

 今回はARを活用した製品の第一弾という形になりますが、今後は技術開発で、さらにヒューマンインターフェースに優れた商品が出てくる可能性もあります。今後が楽しみになってきました。

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