マルチメディアという言葉は聞かなくなってきました

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ヨドバシカメラ

 極楽湯の隣にあるヤマダ電機を見ていたところ、家電からまでというキャッチフレーズが書かれていました。

ヤマダ電機はマルチメディア

 以前はマルチメディアという言葉をかなりの頻度で聞いていたと思うのですが、最近はほとんど聞かなくなったと思います。


 十年ほど前までは、パソコンで動画を見るのも大変でした。CPUの能力が貧弱でしたので、ハードウエアアクセラレータボードを装着して、動画の再生をしていました。パソコンについている外部メディアはフロッピーディスク装置だけという場合も多く、CD-ROMプレーヤーが付いていることは非常に希でした。

 同様にアナログ映像信号をデジタル化(エンコード)するのも、非常にCPUの能力が必要でしたので、ハードウエアエンコーダーを用いていました。

 従って、当時はパソコンで動画を見ることが出来たり、良い音質で音楽を聴いたり、テレビを見ることが出来るようなパソコンは、マルチメディアパソコンと呼ばれていて、普通のパソコンよりもかなり割高な値段で販売されていました。富士通のFM-TOWNSなどが、マルチメディアパソコンとしては有名だったと思います。

FM-TOWNS and X68000

 ところが、最近では、どんなに安いノートパソコンでも簡単に動画が再生できてしまいます。もはや、マルチメディア対応パソコンなどと区別して呼ぶ必要がなくなってしまいました。そんなこともあって、特別視する必要もなくなったので「マルチメディア」という言葉自体を聴く機会が減ってきたのだと思います。

 身の回りで残っているとしたら、ヨドバシカメラの一部の店舗で、マルチメディア館という名前がついているのが唯一の名残かもしれません。

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