調布保谷線が西東京市役所保谷庁舎まで開通

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多摩南北道路の一つ、調布保谷線が東伏見交差点から西東京市役所保谷庁舎(西東京3.4.11号線)までの区間で開通しました。開通したのは、2013年4月21日の午後3時です。昭島のモリタウンからの帰り道、ちょうど午後4時30分ごろにこの開通した区間を通過しました。

この日は朝から雨が降っていたのですが、午後になると幸いなことにやんで、午後からは曇り空でした。午前中に開通記念式典が実施されるようでしたが、どうなったのでしょう。

今回開通した区間は約2Kmです。西武新宿線をくぐり抜けるために、東伏見交差点から新青梅街道の交差点までトンネルが新しく作られました。

東伏見交差点で道路標識を見てみると、直進で「保谷・谷原」という表示になりました。なぜ谷原なのかと思ったのですが、新青梅街道で右に曲がって谷原に行くルートを想定しているようです。

今回の工事の影響で、富士街道は一部が通り抜けできなくなりました。この辺は富士街道の道幅が狭く交通量も少ないので影響は少ないと判断したのでしょう。

開通した区間は片側二車線になっており非常に快適です。出来たばかりにしては交通量が多かったので驚きました。

保谷庁舎の方から調布に向かって走っていくと、最初に新しくできた区間を通過します。トンネルの上は公園(東伏見公園)として整備されています。

東伏見交差点から先はずっと以前から開通している伏見通りとなります。この区間も完全に片側二車線になっているのですが、道路が完全に開通していなかったときに交通量が少なかったため、路上駐車がとても多くなっています。

この道は武蔵境自動車教習所の練習コースになっているのですが、あまりにも路駐が多いので、クルマを追い越すときや右折をするとき以外でも特別に右側の車線を走ってもいいと教えていました。

伏見通りを走っていくと、武蔵境浄水場の横に出ます。ここは暫定開通の状態で片側1車線になっています。正直、信号の連動があまりよくないので、通過するのには時間がかかります。

中央線のガードの下を通り、やがて新道北通りとの交差点になります。この交差点、南北道路の交通量が少なかったときのタイミングがまだそのままのようで、一回の青信号でクルマが5台程度しか通過することができません。従って、北から南に向かってクルマが渋滞してしまっています。

そして、次の問題地点が連雀通りとの交差点である「塚」です。ここは何故か、北から南行きと南から北行きが同時に青になることはありません。片方ずつ青になります。従って、こちらも青になっている時間がとても短くなってしまいます。特に南から北に向かっては長い渋滞が出来てしまっており、バスの定時運行にも大きな支障をきたしてしまっています。右折専用車線を早く増設して、両方向とも同時に青になるように制御しないと厳しい交差点です。

【2015年3月21日追記】

今まで保谷庁舎付近までしか開通していませんでしたが、その先約1Kmの区間が3月19日に開通しました。

調布保谷線

これで西武池袋線を踏み切りなしで渡れるようになりました。下保谷トンネルで西武池袋線で地下からくぐりぬける形になります。こちらがその動画です。

さっそく、今日、この区間を通ってみました。まだ開通したばかりではありますが、かなりの交通量がありました。地元の人はこの道路の開通を心待ちにしていたことがよく判りました。

この先は目白通りを西に延伸した道路と交差するところまで延伸される予定です。これで目白通りと調布保谷線が接続してくれれば、多摩地域から大泉インターチェンジへのアクセスが非常に良くなり、関越自動車道や外環を簡単に使えるようになります。大泉インターの周囲は非常に狭い道が多いのですが、ここを抜け道として使うクルマの数も格段に減って安全になるのではないかと思います。

多摩地域の道路

まだ目白通りの延伸と調布保谷線の延伸がいつまでに終わるのか完成予定日は示されていませんが、ぜひ一刻も早い開通を待っています。

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