WordPressで構築したサイトの503エラーへの対処

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wordpress

こちらのサイトは2月までMovableTypeというシステムを利用してブログを公開していましたが、その後、WordPressというシステムに移行をしてブログを公開しています。

・WordPress

MovableTypeは各コンテンツを静的なHTMLファイルで公開しますが、WordPressはアクセスがあるたびにページを動的に生成しますので、ある程度のアクセス数のあるサイトでは、どうしてもサーバーに負荷をかけてしまいます。

・さくらインターネット

こちらでは、さくらインターネットというレンタルサーバーにWordPressをインストールしています。さくらインターネットでは、安いコースから、ライト、スタンダード、プレミアムという順番になっているのですが、プレミアムで契約しています。

私が契約した当初は、プレミアムが最も上位のコースだったのですが、現在では更にその上に「ビジネス」、「ビジネスプロ」が新設されました。ただし、ビジネスになると月額が2500円に跳ね上がるので、かなりの出費を覚悟しなければいけません。

上位のプランになるほど、一人のユーザーに割り当てられるサーバーのリソース量は大きくなります。従って、アクセス件数が多いサイトで503エラーが頻発するような場合には上位のプランを使うことが推奨されています。
こちらのブログの場合は一日のページビューは4000件ほどになっています。

ただ、その規模のアクセスでも、さくらインターネットのプレミアムプランでは503エラーが発生するようになってしまいました。サービステンポラリーアンアベイラブルというエラーで、サーバーにかかっている負荷が大きくなり制約を超えた際に発生するエラーです。

・CACHE

出来るだけ、サーバーへの負荷が小さくなるように、ページのキャッシュをしてくれるプラグインなどを導入しているのですが、それでもなお負荷が大きいようです。プラグインとしては、WP-SUPERCACHEを導入しました。

・リソース情報の確認

さくらインターネットの場合はあまりにも大きな負荷がかかっている場合には、会社側で少し厳しい制約をかけることがあります。この制約がかかっているかいなかは、さくらインターネットのコントロールパネルからリソース情報というメニューを見るとわかるそうです。

私も何かの制約に引っかかっていることが気になったので、このリソース情報をチェックして見ました。
ここに何らかのメッセージが表示されると制約がかかっているのですが、私の場合は特にメッセージはありませんでした。

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・スパムコメントへの対処

あと気になることと言えば、スパムコメントがたくさん押し寄せていることです。スパムコメントがくるとどうしてもWordPressのプログラムが走行してしまうため、たとえスパムとしての判定がなされたとしても一定の負荷をかけてしまいます。

このスパムが特定のIPアドレスから送りつけられている場合は、そのIPアドレスを.htaccessで跳ねつけてしまうことが良いようです。

こちらも、スパムコメントの発信元のIPアドレスを集めて、.htaccessに設定を行ってくれるという、そのものずばりのプラグインを見つけたので、こちらでスパムを跳ね飛ばすようにしました。

さらには、コンテンツが入っているディレクトリ以外には、私が使っているIPアドレスしかアクセスできないようにもしました。こちらも、.htaccessの設定になります。

これでもかと、自分のサイトドメイン以外の参照元が入っているコメント投稿を拒否するようにしました。

・圧縮

php.iniで圧縮をする設定にしました。確かに圧縮効果はあるようなのですが、どうもWordPressのキャッシュプラグインとかち合っているようで、トータルとしてのページ表示時間短縮効果は得られませんでした。今はphp.iniでの圧縮は外しています。

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