圏央道で中央道と東名道の区間が全通

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圏央道開通

以前より工事が行われていた圏央道の中央道と東名道の区間が6月28日に全通しました。今回開通したのは、高尾山インターチェンジから相模原愛川インターチェンジの14.8Kmの区間です。これにより、中央道の八王子ジャンクションから東名道の海老名ジャンクションが高速道路でつながりました。また、以前より関越道と中央道の間は圏央道がつながっていましたので、東名道から関越道までもが高速道路だけで移動できます。

従来は東名道から関越道に行きたい場合には、横浜町田インターでおりて国道16号線で北へ向かい川越から関越道にのるか、もしくは環状八号線で練馬インター、または都心まで出てしまい首都高で美女木、外環で大泉というルートあたりがメジャーだったと思いますが、どのルートも大変に混雑します。

圏央道で海老名から鶴ヶ島ジャンクションまで抜けられればかなりの時間短縮になります。記事によれば、海老名から鶴ヶ島まで従来は97分かかっていたのが、今回の開通で48分に短縮されると書かれていました。単に移動にかかる時間が減るという効果だけではなく、国道16号線、環状八号線、都心環状線などの混雑が緩和する効果もとても大きいと思います。今までは都心などに用事がないクルマが仕方なく通っていましたか、これで走り抜ける必要がなくなります。

いろいろな新聞記事を読んてみると、2つの世界遺産を日帰りで楽しめるようになったと紹介されています。富士山と群馬にある富岡製糸場です。日本に住んでいる観光客がこの2つを一日で回ることは少ないと思いますが、外国からくる観光客にとっては人気の出るコースかもしれません。

圏央道の厚木パーキングエリアは以前から営業していましたか、駐車場とお手洗いだけが開放されているようやシンプルなパーキングエリアでした。しかし、これからは交通量が増えますので、売店やフードコートなどがオーブンしました。こちらでは、高速道路として全国初となるB1グランプリの公認スポットが併設されます。こちらでは、フードコートで全国のご当地グルメが楽しめるようになるので、人気が出るのではないでしょうか。実際に28日から随分賑わったようです。

どうやって試算したのかは今ひとつわかりませんが、今回の開通に伴って551億円の経済効果があると関東地方整備局では見込んています。どんな形てこの経済効果が形になっていくのか、楽しみです。

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