一部高速道路の最高速度が120Kmに引き上げ

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新東名高速道路

高速道路の中で100Km/時以上の速度で走っても安全な区間に限って、最高で120Km/時まで速度制限が緩和される方向が決まりました。2016年度に入ったら最初に岩手県と静岡県の高速道路で最高速度110Km/時でまずは試行して交通事故が増えないか等を検証の上、順次、対象の区間を増やすとともに最高速度を120Kmまで上げる方向です。

高速道路の最高時速はどんなに高規格な区間であっても最高100Km/時に制限されています。これは1963年に名神高速道路が最初にできたときからずっと続いています。新東名のように新しくできる高速道路は高規格化されてクルマの性能も非常に上がっているにもかかわらず、すでに50年以上が経過しますが見直しは行われませんでした。

今回、なぜ急に見直しの議論が活発化されたかというと、やはり新東名のようなカーブや勾配が少ない高規格な高速道路が開通したことにあります。私自身、新東名でクルマを運転したことが何度かありますが、とても路側帯も広く、トンネルが多いものの、カーブが少ない道路なのでアクセルを踏むとついスピードが上がってしまいます。また制限速度で走っていても、追い越し車線からはどんどんクルマが追い抜いていくのが実情です。

すでにこのような道路では最高時速100Km/時を超えて走っているクルマもあり2013年から有識者を集めた懇談会を作って見直しに向けての議論が進められてきました。また、高規格な高速道路の区間では死傷事故の発生率が4割も低かったそうです。

今回、最高速度の引き上げを試行する道路は下記の2区間です。

 ・岩手県 東北道 花巻南IC―盛岡南IC間
 ・静岡県 新東名 御殿場JCT―浜松いなさJCT間

実際の開始時期については岩手県と静岡県の公安委員会が決定します。

高速道路には低速で走行する車両もあるため、高速で走行するクルマのスピード差が大きくなることになります。このとき、接触事故が発生しやすくなるのではないかという声も出ています。

今回の試行によって事故の発生件数の傾向がどのようになるのか、そして、120Km/時へさらなるスピードの引き上げが行われるのか否かが気になるところです。

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