アナザーストーリーズ「知られざるスティーブ・ジョブズ~伝説のスピーチの真実」を鑑賞

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先日、SONYのBlu-rayディスクレコーダーに録画されている番組を整理していた際に、NHKプレミアムで放送されたアナザストーリーズ「知られざるスティーブジョブズ〜伝説のスピーチの真実」という作品が録画されていました。

スティーブジョブズといえば、もちろんアップル社の創業者でAppleⅡと言ったコンピュータだけではなく、iPod、iPhone、iPadなどを世に産みだしたあの人です。タイトルからしても面白そうなので、さっそく見てみました。

2005年6月12日にスタンフォード大学で卒業生向けに行われた、いわゆる伝説のスピーチに出てくる1つ1つの印象に残る言葉を、スティーブジョブズをよく知る人へのインタビューを交えながら解き明かして行くという構成になっていました。このスピーチはスタンフォード大学の公式映像の再生回数だけでも2500万回を数えるそうです。

例えば、点と点は必ず繋がって線になるとはどういうことなのか、AppleⅡを作るときに、ヒューレッドパッカード社にいた優秀な技術者や書道家など、いろいろな人を集めました。もちろん、それぞれの人を無作為に選んだわけではありません。最高の製品を作るために集めたのです。

スティーブジョブズに何度もダメ出しをされながらも、それぞれのプロフェッショナルは最高の仕事をして1つのマシンを作って行きました。書道家はフォントを作るために呼ばれたのです。いろいろな文字を来る日も来る日も書き続けたそうです。

個々のプロフェッショナルはそれぞれが最初は点でしたが、やがて1つのマシンを開発する中で線でつながって行きます。スティーブジョブズはマシンの筐体の裏側に仲間たちの名前を彫り込んで製品を販売したそうです。

こんな話がいくつか紹介されて行きました。なぜ、スティーブジョブスはAppleを追放されて、その後なぜピクサーを立ち上げてフルCGの映画作成にこだわったのか、なぜまたAppleに呼び戻されたのか等、気になる歴史についても紐解かれていきました。

スタンフォード大学におけるスピーチは「Stay hungry, stay foolish」という言葉で締めくくられます。この言葉にどんな意味をスティーブジョブスは託していたのでしょう。「点と点をつなげる」、「死を見つめて生きる」とは何を伝えたかったのでしょう。

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