映画「Close-Knit 彼らが本気で編むときは、」を鑑賞

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全日空機で北京に向かう途中、機内で「Close Knit 彼らが本気で編むときは、」という映画を見ました。2017年2月に公開されたばかりの映画です。

今まで聞いたことがない作品です。「かもめ食堂」や「めがね」で高い評価を受けた荻上直子監督の五年ぶりの新作だと機内誌に紹介されていました。

主役は小学生のトモです。母親との二人暮らしですが、ある日突然として家からいなくなってしまいました。トモは叔父のマキオが勤める書店に行って、マキオの住む家で暮らすことにします。

トモにとっては母親がいなくなるのは初めてのことではなく、今までも何回かあったようです。そんなときトモはマキオの家に行っていました。

ただ、前回、マキオの家に行った時と今回とでは大きな変化があります。マキオは大事な人(リンコ)と一緒に暮らしていました。その人はもと男性でトランスジェンダーです。最初はトモも心を開くことができませんでしたが、徐々にその優しい人柄に包み込まれていく中で心を開いていくようになります。

やがて、トモとマキオ、リンコは一緒に暮らすうちに、リンコはマキオと結婚してトモを養子として受け入れたいと思うようになります。この先、物語がどのように展開するのかという、結構、ストーリーに引き込まれました。

こちらの映画を見始めたときには、「いじめ」、「育児放棄」などが取り上げられていて、暗いムードも漂っている中で最後まで見ることができるかな?と不安だったのですが、マキオが登場したあたりから救われた感じがして、最後まで見ることができました。

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