ノートPCの飛行機客室内持ち込み禁止の動きが拡大

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ロイターの報道によると、米国土安全保障省のケリー長官が、今後米国を発着するすべての航空便で、ノートパソコンの客室内持ち込みを禁止にする可能性があるという発言がありました。

米国はすでに今年の3月にアラブ首長国連邦、カタール、トルコなどの18箇所の空港から米国に直行する便で大型電子機器の客室内持ち込みを禁止にしています。この対象機器には携帯電話よりも大きい電子機器が対象になっていて、カメラやDVDプレーヤー、ゲーム機なども含まれます。

なぜ、これらの機器を客室内持ち込み禁止にするかというと、特にリチウムイオンバッテリーの危険や記憶されている情報が問題になっているわけではなく、物理的な大きさが問題になっていると紹介されている記事もありました。

確かに機内持ち込み手荷物の中にタブレットやノートパソコンを入れていると、手荷物から出すように言われる場合が増えています。X線で手荷物の中をチェックしにくいので出すように求められているのかとも思っていたのですが、電子機器自体をより厳格にチェックをしたいからなのかもしれません。

最近では飛行機客室内にUSB端子が用意されたり、WiFiが利用できるようになったりで、自分の電子機器を利用しやすい環境が整ってきたので、飛行機に準備されているエンターテイメントだけでは満足できない時に活躍してくれると思っていたので非常に残念なことではあります。ただ、安全第一の視点からは仕方がありません。

できれば、長時間の飛行機での移動ではノートパソコンで作業をしたいときもありますので、保安検査時に簡便に危険がないことをチェックできるようになり、従来通りに機内持ち込みができるようになるとありがたいです。もしくは機内でノートパソコンの貸出サービスを実施し、ファイル共有サービスなどを使って必要なファイルを利用するのも手としてあるのかもしれません。

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