東京都立多摩図書館でたくさんの雑誌を閲覧

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東京都立多摩図書館

国分寺市に東京都立多摩図書館というところがあることを知り、土曜日に行ってみました。こちらの図書館は公立図書館として国内最大規模の雑誌約17000タイトル、および子どもの読書活動推進の拠点として約22万冊の児童・青少年資料を所蔵していることが特徴となっています。

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多摩地域の都立図書館

もともとは多摩地域で青梅、立川、八王子の3箇所にあった図書館を統合して一つの都立多摩図書館を作る構想が1969年からありました。その後、1970年代後半に都立多摩図書館の構想がまとめられて、1987年に立川市に東京都立多摩図書館が開館しました。その後にも構想がまとめられて多摩図書館は2017年1月に立川市から国分寺市へ移転しました。

所在地

都立多摩図書館の場所は武蔵国分寺公園に隣接した場所で、昔は中央鉄道学園があった場所だと思います。西国分寺駅から徒歩7分です。(東京都国分寺市泉町2-2-26)

月曜日から金曜日までは午後9時まで開館、そして土日祝日休日は午後5時半まで開館しています。

駐車場は有料、かつ小さいので公共交通機関での来館を勧めていました。駐車スペースは18台、価格の体系は下記の通りです。

09:00-21:00
150円/30分
21:00-09:00
100円/60分
最大料金
平日昼間時間帯(9-21時) 800円
全日夜間時間帯(21-9時) 500円

今回は8月の土曜日に東京都立多摩図書館にクルマで行ってみました。運良く一台分の空きがありクルマを停めることができました。

パン屋さん

建物の中に入ってみると、ロビーに休憩コーナーのようなところがありました。テーブルと椅子が並べられていて、喫茶スペースのようになっています。ここはキィニョン都立図書館多摩図書館店というところで、国分寺のマルイやエキュート立川にも出店している手作りパンとスコーンのお店です。府中市にある「高野養鶏場」の産みたて卵を使った自家製カスタードクリームの「クリームパン」(165円)や、ベルギー産チョコレートと生クリームを合わせた「大人のコロネ」(170円)などのパンや、「国分寺ブレンドコーヒー」(290円)、「紅茶」(290円)、「子どもジュース」(100円)など10種類のドリンクがあります。

図書館の中

受付横にあるコインロッカーに荷物をしまって、受付で入館証を受け取り、館内に入ってみました。特に受付票に記入する等の手続きは必要ありませんでした。

入館して少し歩くと広大な部屋にたどり着きます。中央部分には所狭しと雑誌が格納された本棚が並んでいました。確かに普通の図書館と比較して雑誌の種類が多いです。例えば交通のコーナーにはモノレールの雑誌など、かなりマニアックな雑誌もあり、興味深かったです。また、窓際の本棚には外国語の雑誌も多数並んでいました。

雑誌の棚が並んでいる横には背の高い本棚が多数並んでいます。これは一般の書籍の本棚です。また、新聞エリアもありました。

その奥にはガラスで仕切られた子どもの部屋があります。ここも1万4千冊の絵本や物語、外国語の児童書があり、かなり広い部屋になっています。

他に山本有三文庫があります。以前は三鷹市の玉川上水沿いの山本有三が住んでいた館が山本有三文庫だったのですが、こちらに書籍を移したのかもしれません。山本有三氏の旧蔵書、図書13500点、雑誌300誌があります。

ほかに開架書庫という4500冊の本が並べられている部屋があります。こちらは受付で申し込んだ人が利用できます。

 

閲覧席

図書の閲覧席は相当数ありますが、土曜日の午後に行ったときには相当混雑していて、ポツポツとしか席は空いていませんでした。中高生が利用できる席と大学生、社会人席に分かれています。パソコンを使って良い席にはコンセントがありました。閲覧席はかなり静かですので少しのキーボードの音も結構響きます。パカパカ言わないタイプのキーボードが好ましいです。

Wi-Fi

館内には無料のWi-Fiが完備されています。(FREE Wi-Fi & TOKYO)

電源が使える席も多数ありますので、タブレットやパソコンを持ち込んで調べ物をするのも大丈夫です。

【2020/05/27追記】

新型コロナウイルス感染拡大防止のために5月末まで休館が続きますが、6月からの段階的な開館について公式サイトで発表がありました。基本、予約制による閲覧、複写サービスが最初に行われます。多摩図書館は1時間に2名までの制限付きで1時間ごとに入れ替えとなります。

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