酒屋さんの炭酸ガスボンベでCO2添加開始 【ミドボン】

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サッポロビールの炭酸ガスボンベ

 昨日、成田空港からの帰りに酒屋さんに寄って、取り寄せて貰っておいた5Kgの炭酸ガスボンベを受け取ってきました。二酸化炭素が入っているボンベは法律で緑色に塗るように義務づけられています。

 従って、アクアリウムの世界では大型の炭酸ガスボンベのことを「みどりのボンベ」から「みどボン」と呼んでいます。5Kgのみどボンには寸胴タイプと細長いタイプの二種類があるようですが、今回借りることができたのは前者のタイプです。


 水槽台の下に入れるにはこちらの方が都合が良いので良かったです。水槽台の下の空間に5Kgのミドボンを押し込みました。

 このあと、みどボンは転倒防止のために水槽台の柱へ縛り付けてしまいました。酒屋さんには用途を話しておいたこともあってか、とってもきれいなボンベを取り寄せてくれたようです。傷一つ無い新品に近い商品を準備してくれていました。今までの1.5Kgのみどぼんと比べると、さらに寸胴になって、かなりの長期間使えそうな気がします。

 従来はCO2を無駄なく溶かしきるためにJARECOのCO2ミキサーという商品を使っていたのですが、どの程度の量が添加されているか判りにくいのが欠点なので、多少、CO2が無駄になってもいいという考え方にたって、JARECOのCO2ミスティという商品でCO2を溶解させるようにしました。この装置は、CO2を霧のようにして水槽内に添加してくれる装置です。

 また、放出面の下はCO2カウンターになっていて、どの程度の量が添加されているかも一目で見ることができます。だいたい、1秒2泡程度にレギュレータに付いているスピードコントローラで添加量を調整しました。また、泡のままで水面に達してしまうものも多かったため、エーハイム2217から出てきた水流を、CO2の放出面に向けて噴射するようにしました。

 写真の左下にあるのがCO2ミスティ、左上にある透明な丸い物体がフィルターの水流を噴射するための装置です。泡が拡散されているのが判るかと思います。

 まだ、茶色の糸を引くようなコケが出ているのですが、水換えのといに吸い出してしまい、水草だけが生長してくれるように環境を整えています。有茎水草がかなり伸びて、水面に達するほどの長さになっていたので、今日、2回目のトリミングを行いました。

 トリミングをした部分はまた植え戻しましたので、少し水草のボリュームがアップしました。これで、余計な肥料分を水草が吸い取ってくれて、濾過も完成してくれば、茶色のコケは無くなってくれるものと思います。コケにかなりやられていましたが、もう少しで水槽が復活してくれそうです。

(2006/05/06追記)

 この大型ボンベですが購入してから2年半が経過しました。今日、水槽の中をメンテナンスしてついでに外部フィルターをメンテナンスしているときに偶然見つけたのですが、ボンベがとっても軽くなってしまっていました。残量計を見るとゼロをさしています。まだ少しの残圧はあるらしく、CO2ミキサーにはまだ泡が出てきていましたが、もう限界でしょう。

 勢いはかなり減ってきてしまっていました。仕方がないので購入したお店に電話をして取り替えて貰おうと思ったのですが、道路の拡幅工事の影響で営業を休止しているようです。仕方がないので、他のお店をネットで検索して見つけ出して、同じ5Kgのボンベを届けて貰いました。

コメント

  1. po-ti より:

    かなり興味があります。
    60cmなんですが大丈夫でしょうか?
    あと、そのCO2の全てで幾らくらいになるんでしょうか?

  2. 大型二酸化炭素ガスボンベが保証料5000円、ガス代が2000円強、保証料はボンベを返却すると返ってくるので、一回ボンベを借りると、以降のボンベの交換は毎回2000円強でできるようになります。
    他に必要な物はレギュレータが1万円程度、CO2を溶解するための装置が5000円前後、CO2の耐圧チューブが1メートルあたり200円程度といったところでしょうか。具体的にどんな設備が必要かはグーグルなどで「みどぼん」をキーワードに検索すると色々ヒットしますので確認してみてください。

  3. 臨機応変? より:

    5Kgのみどボン(炭酸ガスボンベ)が空になった

    Photo by d’n’c  水草をたくさん入れた水槽では光をあてると水草が光合成を行い、水槽の中は二酸化炭素が不足した状態になります。この状況では水草…