米国GATEWAY社による日本への再参入

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アメリカのGATEWAY(ゲートウェイ)という会社はご存じでしょうか。元々は1985年に設立されたアメリカのコンピューターメーカーです。日本においては1995年に日本法人「日本ゲートウェイ株式会社」が設立されました。個人向けのパソコンは米国と同様に直販によるBTO方式を採用しています。さらに直営店舗の「ゲートウェイカントリー」を全国の主要都市に展開しました。

しかし、2001年には米国本社の急激な経営悪化に伴い、日本を含む世界的な事業を縮小しました。日本からの撤退後も23億円以上の資金を投入してサービスとサポートの充実を図ってきたとしています。そんなゲートウェイ社が買収したイーマシーンズ株式会社によって再上陸し、2005年には「ゲートウェイ株式会社」に変更します。


でも、そんなことならば、何も日本市場から撤退しなくても、ゲートウエイショップの閉鎖等、販売費の削減で乗り切れたような気もするのですが、なぜ急遽撤退という道を選んだのか、少し理解に苦しむ部分はあるような気がします。

日本では2001年当時以上にパソコンの販売合戦は熾烈になっていますが、GATEWAY社がどんな機種をひっさげて再参入してくるのか楽しみです。

【2024年2月6日追記】

ゲートウェイは2007年に台湾のパソコンメーカーであるAcerによって買収されました。現在でもエイサー社のブランド名として「ゲートウェイ」という名前は生きています。

GATEWAY

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