米国の調査では、従来ではホームネットワークでは一般的に用いられてきた有線LANの利用率を無線LANが超えたという調査結果が発表されています。
無線LAN機器も特に実使用上は何ら問題なく使用することができる802.11bの規格(最大11Mbps)に対応した製品の値段がかなり安くなってきている一方、もっと高速な無線LAN通信が期待できる802.11gに対応した製品でさえ、普及価格帯の値段に落ち着きつつあります。
802.11b対応製品で安いものではアクセスポイントと無線LANカードのセットで1万円以下で簡単に手に入るようになってきました。この値段であれば、HUBだ、ケーブルだ、工事だと言いつつ有線LANの設置を行うよりももっと簡単に無線LANを設置できてしまいます。
今後はコンピューターセンターなどよほどの信頼性が要求される場所やWANからの取り込み口とパソコンの距離がすぐそばと言った有線LANにとても向いた環境を除いては、無線LANが標準的に使われるようになっていくものと推測されます。
最近ではDVDレコーダーなどもLANに接続できるような仕組みが搭載されるようになってきました。しかし、こちらは有線LANへの接続しか考慮されていません。こちらも近い将来には無線LAN通信ユニットが標準で搭載されるようになるものと思われます。
ホームネットワークでのWi-Fi利用率、有線LANを抜く–米調査 – CNET Japan
ホームネットワークでのWi-Fi利用率、有線LANを抜く–米調査
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