メモリ価格が大きく下落

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memory-pc3200

 メモリ価格が大きく下落しています。例えば、PC3200の512MBが4280円から10500円、平均が5570円、そしてPC3200の1GB SDRAMの価格範囲が12,800円から26,980円、平均が16,887円となっています。

 1GBのメモリーよりは512MBのメモリーの方がビット当たり単価で割安感があるようです。

 私がパソコンを最初に使ったときに標準で搭載されているメモリーは1MBでした。当時はMS-DOSでしたので、このうちユーザーが利用できたのが640KB、これをコンベンショナルメモリーと呼んでいましたが、更に100KB程度は色々な用途で取られてしまっていて、結局本当にユーザーが利用できるのは500KB程度だったのを覚えています。

 こんなに小さいメモリーでもワープロソフトなどが動いていたのですから驚かされます。

 その後、EMSメモリーが登場して、4MB程度の増設が割と手軽に実施できるようになりました。しかし、このころのメモリーは4MBでも5万円近くの値段がしたと思います。なかなか手が出なくて、今でもそのメモリーの型番まで覚えています。MelcoのEMJ4000MK2という型番でした。

 PC9801シリーズの背面にある汎用スロットに差し込んで使うタイプのメモリーです。今ではディスクトップパソコンにメモリーを増設したり、PCI機器を増設したりするときは、パソコンの筐体を分解するのが当たり前になっていますが、当時のPC9801は後側からボソッとボードを差し込むことができたので、筐体をあける必要はありませんでした。よく出来ていたと思います。

 そんなころから十数年が経って、いまや512MBのメモリーが5000円程度で購入できるのですから、本当に驚かされます。

 当時は512MBというとかなり大きな空間で、ハードディスクでさえ数十MB程度の製品しかなかったと思います。

 今後、更に実装技術が進歩したら、数十GBのメモリーというものも出てくるのだと思いますが、それだけのメモリーを必要とするコンテンツやソフトが現れるのか否かの疑問になってきました。

メモリ価格が再び大きく下落、過去最安の水準

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