ジャストシステムが勝訴

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裁判所

 松下電器が、ワープロソフト一太郎とグラフィックソフトの花子が自社の保有する特許を侵害されたとして販売差し止めや製品の破棄を求めて裁判で争われていましたが、知的財産高等裁判所でジャストシステムの逆転勝訴が言い渡されていました。

 その後、上告期限である10月14日までに松下電器産業からの上告がなかったために、ジャストシステムの勝訴が確定しました。

 今回、松下電器には控訴をして最後まで戦い抜くというやり方も考えられますが、松下は今回の一連の裁判で「弱いものいじめ」のレッテルを貼られて企業イメージを大きく落としてしまいました。控訴をすれば、さらに企業イメージが悪くなってしまうことは間違えなかったので、控訴をやめたというのは賢明な選択だったと思います。

 日本のソフトウエア会社は米国のマイクロソフトなどにおされてしまって元気がなくなってしまった会社が多いのですが、ジャストシステムは以前から一太郎でお世話になっているので、これからも頑張って欲しい会社です。今回の一件は落ち着いて本当に良かったです。

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