マンション 耐震強度偽造

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 最近報道されている偽造された構造計算書に基づいて建築されてしまい耐震性能が不足するマンションが複数見つかっている話しについては本当に驚かされます。

 もともと構造計算書を偽造した一級建築士も建築士以前に一人の人間としてもどうかと思いますが、建築確認をしていた民間検査機関のイーホームズも何とか今回の一件から責任逃れともとれるような色々なことを発表しています。

 このイーホームズという会社は朝日新聞の報道によれば、完成した14棟のうち12棟で着工後の中間検査と完了検査の2回で関与していたそうです。イーホームズ自身は「工事が設計図通りに進んでいれば着工後の検査で欠陥を見抜くのは困難」としているようです。もし、このイーホームズという会社の見解が合っていたとしたら、消費者から見ると、ほとんど民間検査機関の存在意義は無いですよね。

 国土交通省の発表によれば、今回の事件については、下記の経緯でイーホームズより報告があったそうです。

※ イーホームズからの報告経緯 

10月26日: 4件(工事中・未着工のもののみ)
11月 8日:13件(竣工済みのものを含む)
11月10日: 3件(計20件)

 最初の報告から20日間が既に経過してしまっています。最初に報告があった物件が、工事中・未着工のものだったせいもあるのかとは思いますが、ちょっと国土交通省からの公表にも時間がかかりすぎているように思えます。

 また、スポニチの記事によれば、同じ姉歯建築士の事務所では今回問題になっている21棟以外に過去5年間で約90棟ものマンションなどの構造計算を請け負っていたとされています。この90棟全部が耐震性能が不足しているとは限りませんが、まだ影響範囲が広がりそうな心配があります。

 また、各自治体にはマンションに住んでいる住民から「私のマンションは大丈夫ですか?」という問い合わせが殺到しているという読売新聞の記事もありました。確かにマンションに住んでいる人にとってみれば人ごとではありません。

 読売の記事によれば、21棟の地域別内訳は東京都が11棟、千葉県が6棟、神奈川県が4棟で、このうちの14棟は偽造された構造計算が是正されないまま竣工された可能性が高いようです。今日のテレビニュースでは県営住宅の斡旋などを自治体では検討しているようです。

 国土交通省では危険性がある建築物について公表を行っています。国土交通省のこちらのページで公開されています。

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