ドラマ 神はサイコロを振らない

テレビ番組・ドラマ

神はサイコロを振らない

この1月から3月まで放送されているドラマの中では、「神はサイコロを振らない」という番組にもっともはまっています。10年前に行方不明になった飛行機がヒョッコリと乗務員、乗客ごと現れます。タイムトリップした乗務員や乗客たちの残された時間を描く流れです。このストーリーには原作本があります。

他の方のブログを読んでいると、こちらの原作本とドラマの脚本ではずいぶんとストーリーが違うようです。原作では乗務員・乗客に残された日数は3日ですがドラマでは9日間です。ドラマでは1日を1回換算で丁寧に描いていきたかったのでしょう。また、原作では小林聡美さんの役も存在しないそうです。

また東洋航空402便に乗っている乗客の数も、原作では宮崎発、羽田着の68名登場のYS11という設定ですが、ドラマでは離島から28名を乗せた飛行機が長崎空港に着陸という形で、少しずつ違います。確かにドラマの撮影をするためには、羽田のような忙しい空港にYS11を着陸して撮影する訳にはいかず、このような設定にせざるをえなかったのでしょう。

ドラマと原作のあいだに色々な設定の違いがあるようなので、ぜひ原作を読んでみたいと思っています。本を買ってくるのも面倒くさいので、ダウンロード販売されている物を手に入れて、パソコンで読んでみようと思います。


何となく、このストーリーを聞くと、シリアスな展開になるのではないかとも思うのですが、実はコミカルな面もたくさん織り交ぜてあって、ドラマ全体の展開としてはどちらかというと明るいムードで進んでいきます。

前回放映された回では加藤教授が「神はサイコロを振らない」というセリフを口にします。これは有名なアインシュタインの言葉「God does not play dice」ですね。アインシュタインは相対性理論で一つの物理学の体系を作り上げました。全てが必然性を持って説明できます。

ところが、その後に出てきたのが量子力学です。この体系には確率論的な曖昧さが残されています。ボーアの不確定性原理というのを学生時代に習った気がします。何もかも必然性をもった体系で説明したかったアインシュタインはこの量子力学の曖昧性に納得ができず、「神はサイコロを振らない」と言ったといわれています。確かに名言だと思います。

この「神はサイコロを振らない」、視聴率は残念ながら低迷気味です。

第一回 14.1%
第二回 10.6%
第三回  9.5%
—————-
平均  11.40%

ちなみに月9の西遊記は平均25.08%ですのでその差は歴然としています。この「神はサイコロを振らない」はこの時間帯に放送されているドラマの中では視聴率が最低になってしまっているようです。やはり、配役などにあまり目立つところが無くて地味な感じがするところがいけないのでしょうか。良いドラマだと思うので、ぜひこれから盛り上がってくると良いなと思います。

(2006/03/03追記)

ドラマの方、軽快でコミカルな雰囲気を保ちつつ順調に進んでいます。最終回に向けてどんな形でストーリーが進んでいくのか非常に楽しみなところではあるのですが、ついつい、楽天ブックスで原作本を購入してしまいました。本当は近所の本屋で探してみたのですが、なぜか在庫が見つからずに通販で購入することにしました。楽天ブックスでは現時点、送料無料キャンペーンを実施していますので、たとえ、神はサイコロを振らないの文庫本を1冊買っただけでも送料無料で送付してくれます。(キャンペーンの終了時期は現時点告知されていません)

既に購入した本も届いて読んでいるところなのですが、出だしからずいぶん設定上の違いがあります。ドラマとの違いを意識しながら読み進めていくのもおもしろいと思います。

(2006/03/04追記)

第七話を見ました。今回はなかなか良い話しでした。いじめられっ子だった「あやせ」が10年後に陸上で頑張っている姿を見て、タイムトリップしてきた先生が涙するシーンはとても良かったです。でも、あっちが昔世話をしたとき感謝してくれたサラリーマンの姿を見に行くという話しは、何だか余った時間をつぶすために入れられたような感じもして、あまり後味が良くなかったような感じがします。10年を飛び越えてくるとこんな良い話しもあるけれども良い話しばかりではないよということを言いたかったのだとは思いますが、先生と「あやせ」の話しだけに焦点が絞られていると良かったのかな?という気がしました。

(2006.3.16追記)

最終回が昨日放送されました。最後はもしかしたら何か奇跡が起こるのかな?と期待していたのですが、実にあっけなく402便に乗っていた人が消えていってしまいました。消えていってしまった人の着ていた服は、もしも10年後の世界で買ったものならば、その場に服だけ残ると思っていたのですが、跡形も無く消えてしまったのも少し不思議でした。

消えた後の乗客たちの運命も描かれるのかと思っていたのですが、その場面も特になかったことも、あっけなく感じたことの一因かもしれません。最後に根拠のない非科学的なことは絶対に嫌いだった加藤教授が、「どこか別の時空間で402便の乗客は暮らしているのかもしれない」と言っていたのが少し印象的でした。

【2020/04/28追記】

今は新型コロナウイルス感染拡大防止のために自宅での待機が要請されています。そんなこともありAmazonプライムで多部未華子主演の「あやしい彼女」という映画を見ていたのですが、そこに小林聡美が出演していました。金八先生、転校生と出演作を思い返しているうちに、こちらの「神はサイコロを降らない」というドラマがあったことを本当に久しぶりに思い出しました。

もうしばらくの間、再放送をしていないと思うのですが、何か再放送ができない事情があるのでしょうか。

コメント

  1. BEE より:

    TBをありがとうございました。
    こちらの記事で初めてこのドラマの
    視聴率が低迷していることを
    知りました。
    良質なドラマ=視聴率とはならない
    ところが歯がゆいですね。
    ちなみに私、西遊記1度も見ていません。

  2. 「神はサイコロを振らない」感想

    今期見ることに決めたドラマ。 「アンフェア」 「白夜行」 「神はサイコロを振らな

  3. コメントをありがとうございます。先週分の放送も2回くらい繰り返して見てしまいました。来週の放送を楽しみにしています。

  4. かりんのひとりごと より:

    神はサイコロを振らない

    今日からスタートのドラマ「神はサイコロを振らない」を見た。これはもう設定からして私好みだったので、放送前から見ることを決めていたドラマ。10年前に飛行機事…

  5. ルーのTVビバ★ライフ(漫画イラスト発信中) より:

    ●神はサイコロを振らない#3

    -来週に向けての伏線(弟がHPを作っていたのか?)がしかれた事で、なんとなく満足ってところか。
    しかし、10年のズレは、相変わらず面白い。
    シリアスに…

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