楽天広場にQRコード表示

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QR-CODE

楽天広場のスタッフブログを見ていると、楽天広場のブログでQRコードを表示できるようになったそうです。

いわゆる二次元バーコードってやつですね。この二次元バーコードですが対応している携帯電話のカメラで撮影してバーコードとして認識させると、そこに隠されている文字列を読み取ってくれます。ふつう、ホームページに表示させる場合には、携帯電話でアクセスするときのURLが入っていることが多いと思います。


このブログの記事、単に機能追加のお知らせだけではなくて、開発の裏話が載っています。この裏話が実に興味深いです。楽天広場にQRコードを表示させようという話し自体、2月に入ってから出てきた話しだそうです。ということは、今日はバレンタインデイで2月14日、話しが出てからたった2週間で実装してしまったことになります。

今どきのシステム開発はこのくらいのスピード感を持って仕事をしないといけないのですね。機能追加の話しが出てから基本検討だけで1ヶ月くらいかかってしまうようなシステム開発もよく目にするので、こんなことではダメなのだなと思ってしまいます。しかも、実装する前にきちんと机上で検討されています。

たとえば、QRコードの画像をディスクに格納する案を考えたそうですが、この案だと画像サーバーを1台丸ごと使ってかなりの時間がかかってしまうことが判ったそうです。また、フラッシュを使う案もブラウザによってはうまく表示されない等、色々な実現手段が検討されています。短期でシステム開発をする上で、まずは机上でザクッと検証、次に有効な案で実装してみて検証、それでもダメならば別の方法を使って実装と実にスピーディーに作業が行われていることが判ります。

しかも、50万人を超える利用者がいるわけですから、このサービスを提供することで利用者に性能劣化などの不快感を与えてはいけないというプレッシャーもあったはずです。実に勉強になる記事でした。これからも単なる機能紹介だけではなくてこのような裏話を公開いただけると、楽天広場も身近な存在に感じられてくるように思いました。

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