DELLのノートパソコンが発火

 DELLのノートパソコンから発火する事故が大阪で発生しました。イギリスのニュースサイトで写真付きで報道されています。

Dell laptop explodes at Japanese conference

 このサイトで写真を見ましたが、2枚の写真が載っていて、1枚目の写真を見ると長机の上に緑色のテーブルクロスが引いてあり、その上に置いてあるノートパソコンから激しく炎が出ているのが判ります。

 ノートパソコンのどこに、こんなに激しく炎が上がるようなものが含まれているのか判りませんが、本当によく燃えています。


 近くの人は「なんじゃこりゃ」という感じで、机の上で炎を上げるパソコンを見つめています。記事を見ると何かのカンファレンスだったようですが、具体的に何のカンファレンスだったかは記事からは判りませんでした。

 2枚目の写真ではウエイターの人が飲み水をサービスするための金属製の入れ物を準備していて、パソコンには既に水をかけたあとに撮った写真のようです。1枚目の写真に比べると、かなり火の勢いは弱くなっています。写真を見ると、キーボードの手前の部分が燃えています。DELLのノートパソコンは使ったことがないのでよく判りませんが、今手元にあるTHINKPADで見てみると、ここはバッテリーがあるところのような気がします。バッテリーから出火したということでしょうか。

 日本のDELLのサイトを確認しましたが、特に今回の事故に関するお知らせは掲載されていないようです。調査中というステータスでしょうか。(のちに2006年8月になってからリチウムイオンバッテリーのリコールを発表しました。このバッテリーはSONYが製造したものだそうです)

 最近はノートパソコンも非常に安くなってきて、5万円台でも新品が入手できるようになってきました。ローコスト化のためい、かなり無理をしている部分も多いのではないかと思います。以前、別の会社のノートパソコンに付属するACアダプターでもリコールになることもあったので、特に電源系は危ないのではないでしょうか。もう、値段的には十分に安くなってきたと思うので、今後はローコスト化競争よりも使いやすさや安全性といった面に力を入れて欲しいところです。

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(2006/08/17追記)

 Dellのノートパソコンでリコールが実施されることが発表になりました。報道の中では日本で実施されたカンファレンスでも発火事故があったと書かれている記事もあったので、この件の延長でリコールを実施することになったのかと思います。今回のリコールについては410万台もの規模で電池を回収することとなり、465億円もの経費がかかるそうです。

 ソニーが製造したリチウムイオン電池に問題があったそうです。SONYもできるだけサポートすると表明しており、この経費の大部分をソニーが負担するのではないかという報道もありました。これを受けて昨日の株式市場ではほとんどの株式が値を上げたのに対して、SONYの株だけが値を落としてしまいました。SONYの収益に与える影響が無視できないと投資家が判断したためでしょう。

 このバッテリーはDell以外にも、HP、富士通、レノボもパソコンに使用しています。また、パソコン以外にも携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなど広範囲に使用されています。SONYはリチウムイオン電池をそもそも考案した会社でもあり、いわば老舗です。

 そのSONYのバッテリーに問題があったというのは影響がさらに広がることが懸念されます。今回、Dellのパソコンは急速充電を実現するために電池の負荷が非常に高くなっていたのに対して、レノボのノートパソコンでは安全回路がついているので、たとえバッテリーに異常があってもノートパソコン本体側で異常を感知して事故までには至らないとレノボは発表しているそうです。さすが、THINKPADクオリティだと感心させられます。

 その後はアップルコンピューターからもバッテリーのリコールが発表になりました。やはりSONY製のバッテリーです。SONYのバッテリーの中に、製造過程で小さな金属片が入ってしまっていたことが異常加熱の原因です。SONYとしてはバッテリーそのものも悪かったが、充電器そのものも急速に充電するためにバッテリーに負荷をかけすぎているのもマズイと主張しているようですが、やはりSONYの問題と全体的にはとらえられてしまっているようです。アップルコンピューターがリコールを発表してからは、もう他のメーカーからリコールの発表が無いので、そろそろ打ち止めでしょうか。SONYの株価も若干は戻し気味になってきました。

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