ゼロ金利解除に伴い長期固定型ローン急伸

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不動産

 Yahoo!ニュースを見ていると、昨今のゼロ金利政策解除の動きを受けて、住宅ローンの借り換えが急伸しているという記事がありました。これから長期金利が上がることはまず間違えないので、この動きは急速に加速するものと思われます。やはり変動金利のローンはどこまで金利が上がるのか予測できない場面では本当に不安です。

 住宅ローンのように借りる金額が大きくなればなるほど、金利の僅かな違いでも家計に与える影響は大きいので、金利の動向というのはとても気になるところです。この記事によれば福岡銀行では昨年12月と今年7月の20年固定型金利のローンで金利を比較してみると、5.25%から5,8%にアップしているそうです。


 私が家を買ったのは2年前でした。当時は長期金利が底のころで、このときから民間金融機関の長期固定金利型のローンを選択しました。民間金融機関では珍しい元金均等型返済を選択できる東京三菱銀行の住宅ローンでした。

 当初10年間が1.9%、そのあと25年間が3.2%という金利だったと思います。今では民間金融機関で借りられるローンは元利均等型のローンがほとんではないかと思うので、とても珍しいのだと思います。

 しかし、今振り返って考えてみると、当時、東京三菱銀行で売られていた3年間金利固定型のキャンペーン金利を適用して、現時点で固定金利型のローンに乗り換えたほうが、結果的にはトータルで見た返済額は少なくてすんだのかもしれません。当時の3年固定型の金利は1%程度だったのではないかと記憶しています。

 この金利、当時の住宅ローン減税と相殺すると実質的な金利負担がゼロになってしまうような水準です。ちょっと残念な感じもしますが、結果論ではあるので、気にしないようにします。