Windows Vista(ビスタ)は1月発売

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 マイクロソフトはWINDOWSビスタの日本語版を来年の1月に発売すると正式に発表しました。現行のWindows XPが発売されてから5年ぶりのパソコン用OSになります。Windows XP自体がWindows2000の焼き直しに近い部分もあったので7年ぶりのOSではないかとWikipediaには記載されていました。確かにその通りのような気もします。このビスタですが最大の特徴は「エアロ」と呼ばれる新しい画面操作体系になります。マイクロソフトのVISTAに関する公式サイトは下記のURLになります。

 ★Microsoft Windows Vista ホーム

 このサイトで見ても判るように、ウインドウが斜めになって表示されたり、下のウインドウが透けて見えるようになっていたり、狭いデスクトップ上で何とかして操作性を改善しようという試みが色々行われています。今までのインターフェースに慣れきってしまっているのに、これらのVistaの画面を見ると新鮮な印象があります。

 しかし、この画面描画には3Dグラフィックスを多用しているため、少し古いビデオカードでは性能的に不満が出るかもしれません。Vistaを搭載するために必要最低限のスペックは下記の通りマイクロソフトから発表されています。

* 800MHzのプロセッサ
* 512MBのメモリ
* 20GBのハードディスクで、空き領域が15GB以上あること
* DirectX 9対応のグラフィックプロセッサ

 さらに快適にVistaを使用するためには下記のスペックが要求されるようです。

* 1GHz以上のプロセッサ
* 1GB以上のメモリ
* Aeroに対応したグラフィックプロセッサ(DirectX 9対応でビデオメモリ128MB以上搭載、かつデバイスドライバがMicrosoft Windows Vista Display Driver Model(WDDM)に対応していること)
* 40GB以上のハードディスクで、空き領域が15GB以上あること
* DVD-ROM搭載
* オーディオ出力
* インターネットに接続可能

 このスペックを見ると、かなり敷居が高いことが判ります。1Gバイトのメモリーを搭載しているパソコンはデスクトップパソコンの一部にはあっても、ノートパソコンではあまりないのではないでしょうか。


 ほかにVistaで新たに実装される機能をWikipediaで眺めてみても、XPに対しても提供される機能であったりして、あまり新しくOSを買い換えるほどのことでもないような感じがします。

 多分、私は今のままWindowsXPを搭載しているパソコンはそのままの環境で使い続けるような気がします。新しくパソコンを買い換えるようなことがあれば、そのパソコンにはVistaがプリインストールされているものと思いますので、そのときからVistaユーザーとなるのでしょう。

 今までアップグレードして良かったなと思ったのは、Windows3.1からWindows95にアップグレードしたとき、そして、Windows MEからWindows2000にアップグレードしたときの二回です。プラグアンドプレイに対応したり、32ビット環境になって、パソコンがフリーズしてしまうことが減り堅牢になりました。しかし、これ以外のアップデートでは正直、お金を払っただけの対価は無かったというのが正直な印象です。今夏のVistaに関しては、発売後、どんな評価になるのかが非常に興味があるところです。

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