最近、ヤフーオークションに色々なものを出品していますが、今日は富士通のLOOXを出品しようと思い、準備をしていました。型番はFMV BIBLO LOOX S5/53という機種です。
ＯＳにはWINDOWS MEが採用されています。ＣＰＵは最近では見なくなったCRUSOEです。最近のＣＰＵと比較すると相当遅く感じます。私はWINDOWS 2000にアップデートして使用していました。その後、THINKPADに乗り換えてからは、押し入れの中にしまってありました。
ヤフオクへ出品するのにあたって一番困ったのは、ハードディスクの中身の整理です。メールの残骸など個人情報が残っているとまずいので、リカバリディスクからうまくリカバリができないかと色々と試行錯誤をしました。でも、これがなかなかうまくいきません。
この機種は非常にポータブルなマシンなのでＣＤ－ＲＯＭドライブやフロッピーディスクユニットが付属していません。しかし、ハードディスクのリカバリをするためにはフロッピーディスクとＣＤ－ＲＯＭを読み込まさなければなりません。しかも、ＤＯＳの状態で認識させなければいけないので、少々厄介です。手持ちＵＳＢ接続式のＣＤ－ＲＯＭドライブで何とかならないか試行錯誤をしたのですが、うまくＤＯＳから認識させることができず失敗してしまいました。
仕方が無いので、WINDOWS 2000を新規にフォルダを作成しインストールし、必要なさそうなフォルダを片っ端に削除しました。これでかなりクリーンな状態になっています。
一部のデバイスがデバイスマネージャー上で黄色いびっくりマークアイコンが付いてしまっているので、必要なWINDOWS 2000対応のドライバを富士通のサイトからダウンロードおよびインストールして、きちんと動作するようになりました。この状態で出品しようと思います。最近の落札相場を確認してみると、２万円前後で落札されているようです。いくらで売れるかが楽しみです。
【2013/10/09追記】
本記事を書いていた当時は小さなノートパソコンというのはそれなりの用途がありましたが、現在ではあまり見かけなくなってきました。やはり、タブレット端末が一般的になってきたことが大きな要因なのではないかと思います。
私自身は大きめのノートパソコンをメインで現在は使っていて、モバイル用途にはiPhone4sで十分になってきました。外出先でブログの記事を書くのですら、スマホにWordpressのアプリをインストールして入力しています。
今後はメガネ型の端末とか腕時計型の端末など、ポストスマホとして何が相応しいのか、各社が商品開発を進めています。今後、5年が経過すれば、もしかすると今とは全く違う世界がまたやってくるのかもしれません。とても気になるところです。
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