セイコーエプソンが純正再生インクを販売

インク

 エプソンが再生インクの販売に乗り出すようです。今まではインクカートリッジに様々な細工をして、他社が再生インクを販売したりインクの詰め替えが行われにくいような仕組みを取り入れてきた同社にとっては大きな方向変換なのではないかと思います。エプソンからの公式なニュースリリースは下記のページにあります。

 ★ セイコーエプソン、純正再生インクカートリッジを開発(2007年2月15日) | ニュースリリース | トピックス | エプソン

 なぜ、エプソンは自社で再生インクの発売という方向転換を行ったのでしょう。一つは昨年にエコリカ社が販売するリサイクルインクカートリッジの販売に関して、販売差し止めを求めた裁判で、エプソンの請求が棄却されてエプソンが実質敗訴したことにともなう影響があるのではないかと思います。敗訴を報じる報道については下記のページにあります。

 ★ リサイクル品訴訟でエプソンが敗訴 : ネット&デジタル : YOMIURI PCから : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 従来はエプソンでは各販売店などにインクカートリッジの回収ボックスを設置していましたが、このポストに入れられた使用済みカートリッジは分解して原料に戻して再生素材にしていたそうです。

 エプソンは環境への配慮としてインクカートリッジの回収を実施していましたが、再生インク会社に使用済みのカートリッジが回らないようにするための施策であったことも確かでしょう。今回の発表により、再生素材にするのではなく、このカートリッジそのものをそのままで再生する形になります。

 気になる価格ですが、ITmedia NEWSによれば「純正品と同じくらい」になるとエプソンの販売経営企画部では発言していることが掲載されています。環境には優しいとはいえ、「純正品と同じくらい」では売れないのではないでしょうか。私はこの価格であるのであれば、サードパーティのリサイクルインクカートリッジを購入します。

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