プレイステーション3がアップグレード

PS3のコントローラー

 プレイステーション3が3月22日に予定されているアップデートでシステムソフトウエアがバージョン1.60になるそうです。今までのシステムソフトウエアのバージョンは1.54だったので、少し大きめのマイナーアップグレードといったところでしょうか。

 今回のアップデートの目玉は「バックグランドダウンロード」だそうです。従来は何かをPlaystation Storeからダウンロードしているときには、その進行状況を表示したバーが画面に映るのみで、何もPS3の操作をすることはできませんでした。

 これがバックグランドダウンロード対応になると、ダウンロード待ち時間の間にXMB(クロスメディアバー)の操作が可能になるそうです。PS3の体験版などのソフトウエアは相当容量が大きいので、ダウンロードには結構な時間がかかることがあります。このとき、何もできないのは確かに従来は苦痛でしたので、今回バックグランドダウンロードに対応したことは非常に嬉しいことだと思います。

 そのほか目新しいところではフルサイズキーボードを画面に表示して文字入力をすることができるようです。
PLAYSTATION 3がバックグラウンドダウンロード対応に


 そのほかおもしろそうなアップグレード内容を見てみると、アメリカのスタンフォード大学が実施している分散コンピューティングプロジェクトに簡単に参加できることでしょうか。

 分散コンピューティングというのは、多数のコンピューターを並列に実行させてあたかも巨大なスーパーパソコンがあるかのごとく効果を出そうというものです。スタンフォード大学ではこの分散コンピューティング技術を用いて「未解明の人間のたんぱく質の折りたたみ現象」を研究しているようです。

 このプロジェクトに参加したからといって、すぐさま何か利益が得られるとかいったものではありませんが、この研究の成果が人類にとってもしかすると大きな改革をもたらすかもしれません。そのとき、自分のPS3が少しだけ貢献できたということが少しだけ嬉しいといった喜びにつながるのだと思います。

 今回、バックグラウンドダウンロードもフルサイズキーボードも、分散コンピューティングプロジェクトに参加できる機能も、大きな魅力につながる機能ではありませんが、このような小さな積み重ねが使い勝手を徐々に改善していく効果はあると思います。引き続き、PS3にはがんばって欲しいところです。

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