公示地価が16年ぶりに上昇

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都会

 今日は国土交通省の発表で公示地価が16年ぶりに上昇したという報道がとても目に付きました。昨今の日経平均株価の動きを見ていると、そろそろ踊り場かな?などと思っていたのですが、この地価上昇のニュースを見ると日本の経済はまだまだこれからではないかという感じもしてきます。

 住宅地では0.1%上昇、商業地では2.3%上昇ということで、どちらも地価はこの1年間で上昇しました。昨年から同じ傾向は出てきていましたが、都心に近い地価は上がって都心から離れるに従って上昇率が減っていく傾向になっているようです。

やはり地方から都心へ人が集まっていることに伴って発生しているのでしょう。


 一方で出生率は引き続き、低い水準が続いています。今のままの出生率が続けば、世帯数はドンドン減っていくはずです。世帯数が減れば土地の需要は無くなるので地価は安くなるはずです。たとえ今、地価が上昇しているとはいえ、ずっと長い間、ドンドンと地価が上がり続けることは無いのではないかという気がしますが、実際のところはどんな感じなのでしょう。

 テレビを観ていると、都心にマンションを買いたい家族が、最近の物件の値上がりを見てため息をついている映像が映っていました。また、都心にあるファミリー層に人気のある値段帯のマンションはかなり人気が出ているようです。これから地価が上がっていくことに伴い、物件の価格が上がっていくのではないかと心配している人が多数訪れているようです。

 一方で、一時はかなり下落してしまった日経平均株価は、ここ数日、かなりのスピードで回復を続けています。急激な下落だったので少し心配したのですが、こんなに早い段階でこんなに回復するとは思っていませんでした。地価ばかりではなく、株価の推移についてもとても気になります。

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