秋葉原のラオックス ザ・コンピュータ館が閉館へ

秋葉原

 ラオックスが秋葉原に華々しく1990年に開店したザ・コンピュータ館が9月末日を持って閉館することが決まったそうです。開店当時はコンピューターのパーツや周辺機器が欲しければ秋葉原に行かないと満足に品物がそろわなかった時代です。

 当然、ネット通販というものはほとんどありませんでした。(インターネットが気軽に使えるようになったのは開店5年後のWinodws95発売の時期以降でした。

 当時の秋葉原は所謂パソコンのパーツショップが建ち並ぶ感じで、マニアックな感じが漂っていました。一部の家電量販店、たとえばサトームセンやオノデン、石丸電気といったお店をのぞいては、女性や年配の人がパソコンを買いに行くような雰囲気の街ではなかったと思います。

 また、家電量販店自体もパソコンを売っているフロアは1フロア程度のお店が多く、そんなに品数が多いわけではありませんでした。


 そんな状況の秋葉原に、突如としてラオックスがザ・コンピュータ館をオープンさせたことの意義は非常に大きかったと思います。

 その後、秋葉原にはヨドバシカメラのマルチメディアAKIBA(秋葉原のヨドバシカメラ))のオープンを控えて、2005年の8月26日にはリニューアルオープンをして、「「デジタルライフ・スタイル提案と、初心者にも優しいPC総合専門店」というコンセプトで頑張っていました。しかし、ヨドバシカメラとの戦いは厳しかったものと想像されます。

 実は今回の閉店に関する話題は、7月31日頃にネット上では話題になっていました。ザ・コンピュータ館の地下で営業していたテナントが先に閉店の予告をしたため、ザ・コンピュータ館の閉店が噂(秋葉原の象徴的な存在、「ラオックス ザ・コンピュータ館」閉館か。 Narinari.com)されていました。この時点ではラオックスの山下社長は、「現段階ではさだかではない。コメントできない」と回答していました。(ザ・コンピュータ館が閉店とのうわさに山下社長は「現時点でノーコメント」:ITpro) この回答、否定も肯定もしていないわけで、このときには既に閉館については社内で意志決定がされていたのでしょう。

 今回のLAOXザ・コンピュータ館の閉店については、秋葉原がパソコンの街ではなくなってきた象徴なのではないかという気がします。

 周辺の地図を掲載しておきます。


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