普通列車のグリーン車とSUCIAグリーン券

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■宇都宮へ

先日の月曜日は日帰りの観光で宇都宮まで行ってきました。餃子を食べること、そして青春18きっぷが2回分余っていたので、これを消化するのも目的の一つです。

今回は赤羽駅から宇都宮行きの普通列車に乗ります。赤羽駅に到着したのは10時頃でした。今日は列車は全体的にすいているようでしたが、ちょっと奮発してグリーン車に乗ってみることにしました。

以前は普通列車のグリーン車といえば東海道線や横須賀線程度にしか付いていなかったと思うのですが、最近は湘南新宿ラインなどによる相互乗り入れが増えてきたこともあり、東北本線(宇都宮線)や高崎線の普通列車にもグリーン車が連結されるようになってきました。(家に帰ってから調べてみると、高崎線や宇都宮線の普通列車にグリーン車が連結されるようになったのは、2004年10月16日からだったようです)

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■普通列車のグリーン車

以前は普通列車のグリーン車は紙のグリーン券を購入してから乗車していましたが、最近はSUICAグリーン券というものがあるようです。これは、紙の切符を購入しなくても簡単にグリーン車を利用できる上、グリーン車に乗車した後に車内検札も省くことができる便利なシステムです。

■グリーン車SUICAシステムの使い方

まずは乗りたい列車が来るホームに行って、ちょうどグリーン車が止まる付近に行きます。そこにはSUICAグリーン券を購入するための装置が置いてあり、ここに手持ちのSUICAを入れます。すると、路線を求められるので、宇都宮線を指定し、今度は行き先を求められるので宇都宮を指定することで、SUICAにチャージされている金額の中からグリーン料金が差し引かれます。事前に手続きをした場合のグリーン料金は下記のようになっています。

平日料金    ホリデー料金
50Kmまで   750円      550円
51Km以上   950円      750円

もしも、乗車前に手続きができずに、直接、グリーン券を車内で購入すると、上記の金額よりもそれぞれ250円割高になります。できるだけ普通列車のグリーン車を使用する場合には少し前にホームまで行ってSUICAグリーン券購入の手続きをしておくと良いでしょう。

事前手続きが終わったらそのままグリーン車に乗り込みます。普通列車のグリーン車はすべて自由席になっています。特に列車ごとに座席の数だけグリーン券を発行するということもしていませんので、運が悪いと既にグリーン車が満席になっているということも考えられます。そんな場合はグリーンアテンダントに払い戻しをしたい旨を申し出れば使っていないことを確認して払い戻してくれるようです。この場合、グリーン車のデッキや通路に居てもいけません。普通車に行く必要があります。(グリーン車はデッキや通路で立っているだけでもグリーン券が必要)

うまく空いている座席があったらそこに座って天井を見上げます。すると、赤く光っているランプとその横にSUICAのマークがあるはずです。この赤いランプが光っているところに人が座っているとグリーンアテンダントの人から声をかけられます。そこで、さきほどグリーン券の事前購入のときに使用したSUICAをこのSUICAマークのところにかざします。これでランプが赤から緑に変わるはずです。この緑になっているところに座っている人には検札の対象になりません。

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宇都宮線のお盆の時期の宇都宮行きは車内が非常にすいていました。今回乗った列車は4号車と5号車がグリーン車になっています。しかも2両ともが二階建てのグリーン車でかなりの収容力です。私たちはやはり眺めが良さそうな二階の座席に座りました。かなり視線が高いところになって、何だか架線にも近い感じです。

二階の車両の中に入っていくと、中には座席を向かい合わせにして、4人の席を2人で使っている人もいます。特にすいているときにはこのような使い方をしていても黙認をしているようです。

■座席の移動

グリーン車の席には「グリーン車SUICAシステムのご利用ガイド」という小冊子が置いてあります。これを見ると様々な情報が書かれていました。例えば、車内で座席の移動をすることもできるそうです。このときは、座席を移ってから新しい座席の上でSUICAをかざせば良いようです。試してはいないのですが、もしも移動してSUICAをかざしたときには元の緑のランプはきちんと消えるようにできているのでしょうか。だとすれば良くできていると思います。

■列車の乗り換え

SUICAグリーン券を購入したときに指定した目的地に行く同じ方面に行く列車であれば、グリーン車が連結された普通列車を乗り換えることもできると書かれています。ただし、途中で普通列車のグリーン車を利用しない区間があってはダメなようなので、連続して使用し続けることが大切です。例えば、熱海から高崎まで行くときに、熱海→東京、上野→高崎と普通列車のグリーン車を使用すると東京と上野の間がつながりません。この場合は湘南新宿ラインを使用することで2枚のグリーン車を購入する必要が無くお得にグリーン車を使用することができます。

■SUICAグリーン券の有効期間

手続きをした当日、一日限り有効です。もしも、夜中の0時を過ぎてしまったらどうなるかが気になるのですが、このときはその日の終電まではたとえ0時をまわっても使用することができるそうです。

■1枚のSUICAで複数人分の手続きはできるか

1枚のSUICAでSUICAを持っていない人のSUICAグリーン券まで購入したいと思うこともあるかもしれませんが、これは不可能です。1枚のSUICAでは1枚のSUICAグリーン券しか購入することができません。

■PASMOは使えるか

私鉄で販売しているSUICAと互換性のあるPASMOをSUICAグリーンシステムで使用することができるのか否か、これについてはガイドには言及されていませんでした。PASMOも使えてもおかしくないような気はするのですが実際のところはどうなっているのでしょう。

■モバイルSUICAでの使用

モバイルSUICAでもグリーン車を使用することができます。しかも、SUICAグリーン券の購入手続きが携帯電話だけで完結してしまうので事前にホームへ行って購入の手続きをする必要がありません。私はモバイルSUICA対応の携帯電話ではないので、、まだ使ったことはないのですがなかなか便利そうです。

■降車駅を過ぎたあとのランプの色

最も興味があったのは降車駅を過ぎたあとにランプの色はどうなるのかということです。自分で試してみることは出来ないので、同じグリーン車の中で降車する人の席の上を観察していました。宇都宮駅に行く途中に野木という駅があるのですが、ここで前の席に座っている人が降りていきました。そして列車が発車すると、天井のランプは赤色に変わっています。きちんとその人がどこで降りるのかをSUICAが記憶してそれをグリーン車の管理システムに教えてくれているようです。グリーン車には簡単なコンピューターが設置されているのでしょうか。なかなか賢いシステムです。

■グリーンアテンダント

グリーンアテンダントの人は車内で検札をするほか、車内販売もしてくれます。車内販売では缶コーヒーや缶ビール、緑茶、コーラ、柿の種ピーナッツ、さきいかなどを販売していますがどれも料金が安く、車外で購入する場合とあまり料金が変わりません。例えば缶コーヒーは130円です。これはなかなか良心的な値段設定です。グリーンアテンダントの人は乗り越し精算などは実施することができません。普通の車掌さんともまた違うようです。

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グリーンアテンダントの人の動きをみていて気になるところがあります。グリーン車に人が乗ってきたときには検札のために車内をまわるのですが、人が新しく乗ってこなかったときには車内の検札には来ません。まさか、座席の上にセンサーが何かが付いているのでしょうか。確かに普通列車なので駅に着くたびに車内検札をしていたらたまったものではありません。天井のランプを見ると、ランプが赤と緑の真ん中にもう一つのランプらしきものがあります。もしかするとここに人感センサーでも付いているのではないか想像してみたのですが実際のところはどうなっているのでしょう。

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