楽天とYahoo!の株価が上がってきた

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東証2

 サブプライムローン問題ですっかり冷え切ってしまった株式市場でしたが、最近になって、また少しずつ元気を取り戻してきた感じがあります。

 その中でも特に最近元気に見えるのが楽天市場を経営する楽天、そしてYahoo!の二社です。どちらもJASDAQ市場の代表銘柄ですが、9月下旬からどちらも急速に株価を上げ始めました。

 たとえば楽天は9月25日の終値は1株40100円でしたが、10月5日の終値は1株50100円で、2週間程度で実に1万円も値上がりしたことになります。

 一方のYahoo!については9月21日の終値は39900円でしたが、10月5日の終値は51000円です。こちらも1株あたり1万1千円上がったことになります。楽天とYahoo!はこの期間、似たような株価の推移でした。


 楽天に関してはTBS株を買い増す、買い増さないといった話しで、楽天自体の株価が安定しないばかりか、ずっと落ち続けてしまっていたのですが、さすがに4万円を切る価格は企業価値から見ると安すぎると市場からは判断されたのでしょう。

 しかし、楽天証券などの金融事業については株式市場全体の株価低迷から売買高が減ってしまい苦戦を強いられているようですので、まだまだ楽観視できないことも事実です。

 また、JASDAQなどの新興市場そのものも、ライブドアを初めとする不正経理問題で、新興市場に上場している企業そのものの信用がなくなってしまい、ライブドア事件が起きた昨年の1月を境にずっと平均株価が落ち続けてきました。

 こちらの新興市場の平均株価(ジャスダックインデックスなど)も9月下旬から上がり始めているので、新興市場そのものの株価の動きについても、今後は注視していきたいと思います。

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