PanasonicのD-snap(SV-SD850N)を買った

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SV-SD850N

 パナソニック製のD-snapというポータブルオーディオプレーヤーを購入しました。今回は楽天市場のポイントが貯まっていたことと、ある決まった期間に10店舗で買い物をすると最大で10倍のポイント還元が行われるというキャンペーンが実施されていたためです。送料込みで1万2000円でしたが1割分のポイント還元なので実質的には10800円ということになります。

 今回購入したSV-SD850Nの最大の特徴はノイズキャンセリング機能が本体とヘッドホンに標準で付属していることです。また、リチウムイオンバッテリーが内蔵されているのですが、1回充電をしておくと、ノイズキャンセラーがONになっていても60時間分、音楽を聴き続けることができます。


 この商品が本日届きましたので、さっそく使ってみました。本製品には本体と専用ヘッドホンのほか、1GBのSDメモリーカード、取扱説明書、ソフトウエアCD-ROM、USBケーブルなどが付属しています。

 今まで使用していたSANDISKのSANSA C240(sansa c200にフリーのファームウエア(ROCKBOX)を入れてみた)で使用していたマイクロSDカードをアダプターに入れて、そのままSV-SD850Nに入れてみます。

 この状態で本体の電源の入れてみました。しかし、SDメモリカードの中に入っている音楽は1曲も認識をしてくれませんでした。

 このプレーヤーはそのままUSBケーブルでパソコンに接続すればマスストレージクラスに対応しているので、パソコンから直接SDメモリーカードに音楽ファイルを入れることができます。しかし、エクスプローラーで直接コピーしたファイルも再生不可能でした。

 仕方なく、マニュアルを読んでみます。すると、付属のソフト(SD-JUKEBOX)を使ってSDカードに音楽を書き込まなければいけないようです。そこで手元のノートパソコンにこのソフトをインストールしました。そして起動後にネットワークドライブの中にある音楽ファイルをソフトのライブラリに取り込むことにしました。ところが、どうしてもネットワークドライブの中にあるファイルを取り込んでくれません。

 今度はネットで検索をしてみると、SD-JUKEBOXはネットワークドライブの中にある音楽ファイルには対応していないことが分かりました。音楽ファイルはネットワークドライブの中にまとめて保存しておいて、色々なパソコンで共有するような使い方をしている人は多いと思います。なぜ、SD-JUKEBOXが対応していないのか不思議でなりません。

 今度は別のパソコンにSD-JUKEBOXをインストールし直して、そのパソコンのローカルドライブに保存してある音楽ファイルを取り込んでみたところ、今度はライブラリに正しく登録され、SV-SD850Nに書き込めるようになりました。

 こんな試行錯誤をしながら、2GBのSDメモリカードがいっぱいになる分だけ音楽ファイルを書き込みました。そして、外に持ち出してみました。

 付属のイヤホンについてはノイズキャンセル機能が付いているので本製品に専用のタイプになっています。耳への装着感もとてもよく、また遮音性も高いようです。

 まずは音楽を聞きます。再生するときのモードについては、下記の種類があります。

 ・ノーマル
 ・1曲リピート
 ・全曲リピート
 ・A-Bリピート
 ・ランダム (いわゆるシャッフル)
 ・ザッピング(曲のサビ部分を再生)
 ・イントロ再生

 ノーマルな状態でも十分に音質は良いと思いますが、音量を落とすと低音が不足しているような感じがします。そこでメニューの中から設定を選んでイコライザーをいじってみました。イコライザーは自由に設定することはできないようで、あらかじめプリセットされているものから選ぶ形になります。下記の種類があります。

 ・ノーマル
 ・S-XBS1 迫力ある重低音強調
 ・S-XBS2 S-XBS2をさらに強調
 ・トレイン 耳に優しい音で迷惑な音漏れを防ぐ

 イコライザーについては私はS-XBS1で使用しています。音量を絞って聞くときの迫力不足を補うためにはこの程度でちょうど良いと思います。

 また、音質効果を選ぶことも出来ます。私は効果オフで使用しています。

 ・リマスター 圧縮録音時に失われた高音域を補完する
 ・P.SRD1  パーソナルサラウンド
 ・P.SRD2  P.SRD1をさらに強調
 ・効果オフ

 FMラジオについてはスポーツクラブでウオーキングマシンをしているときに、テレビの音声をFMトランスミッターで送信しているものを受信してみました。受信感度はかなり高めのようです。館内で放送されているFM放送のほか、東京FMやNHK-FMなどの館外の放送についても受信することができました。

 次に気になっていたノイズキャンセラーの威力を確認します。メーカーは電車の騒音を83%カットということを売りにしていますが、これが本当であれば素晴らしい効果です。屋外の自動車の往来が多いところで、実際にノイズキャンセルをONにして音楽を聞いてみました。確かに車の往来の音が少なくなっているようです。これが83%分もの効果とは思えませんが、音楽を聴く上で邪魔な音が軽減されるのはやはり嬉しいものです。

(2007/12/24追記)

 今までは2GBのSDメモリーカードを使用していたのですが、容量が不足気味になってきたので、4GBのSDメモリーカードを購入しました。付属のソフトでデフォルトの状態で音楽ファイルを取り込むと、AACの96Kbpsでハードディスクに音楽のとりこみが行われるのですが、4GBを超える容量のSDメモリーカードを購入しても意味がありません。96Kbpsで録音された音楽を4GBのSDメモリカードに詰め込もうとすると、容量がいっぱいになる前に、SDオーディオの制約である「999曲」に達してしまうため、これ以上の音楽をSDメモリーカードに転送することができなくなるためです。

 今回購入した4GBのSDHCカードは楽天市場の上海問屋で扱われている激安な商品を選択しました。

 私が購入した時点では3504円でした。4GBのSDHCメモリーカードがこんなに安くなるというのは夢のようです。また、メモリ価格の下落と連動して上海問屋では頻繁に価格の改定が行われていますので、さらに安く入手することもできるかもしれません。

 この商品をSV-SD850Nで使用してみたところ、何事も問題なく使用することができました。お勧めの商品です。

(2007/12/24追記)

 ネットで情報を検索する中で有益な情報を入手しました。今までSD-JUKEBOXを使わない限りはこのメモリープレーヤで使用することができる形式でSDメモリカードの中に楽曲データを収録することはできないと思っていたのですが、裏技が存在するようです。
(こちら→

  ★裏技快適! Panasonic D-SNAP SV-SD850N – デジタルライフ – 楽天ブログ(Blog)

  ★D-snapの裏技って・・・ – もげぴこの日記 – Yahoo!ブログ)

 このブログ記事によれば、

PCとUSB接続し、SDカードのライン録音フォルダ(\PRIVATE\MEIGROUP\SDPLAYER\ LINE_REC )へPCの音楽フォルダごとドラッグ&ドロップすることで、SD-Jukeboxを経由することなくクイックにプレイヤーにコピーでき、非常に便利です。ただし、形式はMP3のみです。

 とのことです。私自身でも機会を作って確かめてみたいと思います。

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