新幹線で無線LANが使えるようになる

新幹線の車内

 総務省は4月に400MHz帯の周波数を新幹線の無線LAN用に割り当てることを決め、1月25日に発表しました。これにより新幹線に乗って高速で走行している最中でも安定したネット通信ができることになりそうです。

 この400MHz帯という周波数の帯域は,今までは新幹線の運行業務無線などで使用していました。今後はこの制度変更をもとに,新幹線の乗客に対して無線LANサービスを提供する際にも使用するよう用途を拡大することになります。

 今回の400MHz帯に関してあ、具体的には,415.5M~417.5MHzおよび460M~462MHzの合計4MHzの幅が利用者が無線LANの通信の際に使われる帯域になるようです。

 また、トンネルの中を走っているときでさえ、とぎれることなくインターネットを楽しむことができます。アクセスポイントを線路際にズラッと並べるわけにもいかないですし、なぜ安定した無線LAN通信が出来るのか、不思議に思っていたのですが、新幹線の線路沿いにはってある通信ケーブルあら漏れている電波を新幹線の車両が拾って無線LANを使えるようにするのだそうです。


 既に業務用の無線をするために、地上と列車の間の通信には「漏えい同軸ケーブル」(LCX)が敷設されているそうです。このLCXとは,同軸ケーブル上に連続的に穴を開けています。そして、この穴から電波が列車に向け発射さっることで高速で走っている新幹線でも安定した受信できるようになるようです。そして、列車から利用者に向けては家庭やオフィスで使用されている2.4GHz帯の周波数帯域が使用されます。

 昨年7月から運行されている新幹線の新型車両「N700系」では、すでに車内に無線LANアクセスポイントが設置されていて、1両の車両に対して2カ所のアクセスポイントが設置されているようです。車両の両端にセットされているのでしょうか。今後はN700系以外の車両にもアクセスポイントの設置を進めていくのでしょう。

 気になる通信速度は毎秒2Mビット程度ということで、普通にインターネットを楽しむためには正直十分な速度です。また、無線LANの規格そのものは通常の規格のものを使用するので、自分で無線LAN対応のパソコンやモバイル機器などを新幹線の中に持ち込むことで、そのまま使用することができます。

 今回の無線LANサービスはJR東海では2009年の春からサービスを開始する予定です。

 なお、JR東海のサービスについては無料で無線LANを使えるようになるわけではなく、公衆無線LANサービス会社が提供しているサービスを利用する形になり、利用には月額1000~2000円程度の利用料がかかる見通しだそうです。

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臨機応変?

コメント

  1. 裄雅 より:

    新幹線だけでなく
    近場はローカル線という方にはちょっと
    月額制は痛いですが
    出張が多い方ならば移動時間に仕事ができるメリットはかなり大きいですね。
    あとは、ネット動画などが普通に見れれば移動時間も
    楽しめますね。
    (個人的には外の景色を見ますが・・)