ソニーの決算発表

SONY

 1月31日にソニーの決算発表がありました。売上高、営業収入、税引前利益、純利益とも、四半期として過去最高を記録しました。この好調の理由は液晶テレビのBRAVIA、デジタルカメラのサイバーショット、パソコンのVAIOが好調なこと、そしてゲーム事業が四半期単独で黒字に転じたことです。

 プレイステーション3は全世界の売り上げ台数が490万台に達しましたが、当初今年度内に1100万台を売るとしていた目標を下方修正して950万台としました。プレイステーション3自体はまだまだ苦戦しているものの、まだまだ逆ザヤ状況は続いているもののプレイステーション3を製造するための原価が削減されてきていることからプレイステーション3事業の赤字が削減されていること、そしてPSP事業が比較的好調であることが、ゲーム事業の収支が改善している理由だそうです。

 プレイステーション2と互換性が無い40GBの新型プレイステーション3ですが、かなりのコスト削減が達成できているのかもしれません。20GBと60GBの従来のPS3の販売を取りやめて、40GB一本に絞ったこともわかるような気がします。

 まだまだゲーム事業は赤字が続くのではないかと思っていたのですが、少し驚きました。

 今年度通期の予想もあわせて発表されました。最近、ドンドン進んでいる円高の影響、そして株価が落ちていてソニー生命保険で持っている株の評価損益が悪化したことなど、どちらかというと外部環境の影響により、当初目標としていた営業利益率5%としていた目標は達成が難しいようです。

 これらの発表を受けて、2月1日(金)の株式市場ではソニーの株は売られてしまって、前日比で430円(-8.24%)も安い4790円で取引を終了しました。この水準は一昨年の12月ごろの株価にまで戻ってしまった感じです。今回の発表が出るまでは、もっと好業績であることを株価は織り込んでいたようです。

 今回のソニーの発表がそれほど悪い発表とも思えないのですが、明日以降の株価がどのように推移するかに非常に興味があります。

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