鉄道博物館に行った (その1)

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■鉄道博物館へ

 今日はさいたま市にある鉄道博物館に行ってきました。2006年5月14日まで営業していた交通博物館を引き継ぐ形で2007年の10月に開業した施設です。新宿から湘南新宿ラインに乗って大宮駅に行き、ここからニューシャトルで1駅の大成駅(鉄道博物館前駅)まで行きます。ここと鉄道博物館は直結されていますので、すぐに場所が判りました。

■入館

 自動券売機のコーナーはSuicaで入場する手続きをするための機械と、現金で入場券を購入するための機械に別れます。私たちはSuicaで入場するための機械の方へ行きました。入場料は大人1000円、小中高校生が500円、幼児が200円です。以前の交通博物館では入場料が300円前後だと思いましたので、相当、高くなった印象を受けます。

 中に入ってみると、館内は相当混雑していました。整理券を配布しているところや、ジオラマ運転を見るための列、そしてレストラン、駅弁の販売コーナーなどは、相当の列ができています。これらの列に並ぶと大変なことになりそうですが、展示されている車両を見る分には問題が無さそうです。

 駅弁については1階と2階の販売コーナーはかなり混雑していましたが、3階の駅弁販売コーナーはそんなに列が長くありませんでした。こちらは穴場かもしれません。私たちは大宮大成鉄道村で食事をすることにしていたので、鉄道博物館の中では特に弁当は買いませんでした。

■ヒストリーゾーン

 まずは、この交通博物館でメインの展示会場でもあるヒストリーゾーンに向かいました。入り口から入って右側に行った方向にあります。ここは歴代のJRの車両が所狭しと屋内に展示されています。何だか、タイムスリップしたような感じを楽しむことができます。また、各車両はただ展示されているわけでもなく、電気機関車には清掃をしている人を形取った人形があったり、古い通勤電車には車内に人が立っていたり、寝台列車の中ではベッドの中で人形が寝ていたりします。

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 また、このヒストリーゾーンは真ん中に転車台が設置されてあり、そこから色々な方向にレールが延びていて、各種車両が展示されているという形式になっています。実際に各展示スペースに車両を搬送する際には、この転車台は大活躍したのだそうです。

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■181系特急電車

 また、ヒストリーゾーンの奥の方には181系特急電車が展示されています。この電車、まだ私が小さなときに上野から新潟まで親の帰省のときに一緒に乗っていました。そのときと同じシチュエーションで特急「とき」として展示されていて、また車内にも入ることができます。車内の網棚の上にある荷物の中にはスピーカーが仕込んであるらしく、親子が上野から新潟までの昔からの移動手段に関して語り合っている音が聞こえてきたりします。特急ときが走り出してからは4時間30分で上野から新潟まで行くことができるようになったけれども、大清水トンネルが開通する前は信越線経由で新潟まで行かなければいけなかったので、こんなに時間がかかったんだといった話しをしています。普通にアナウンスを流されるよりも、何だかすんなりと頭の中に入ってくるから不思議です。一方的にアナウンスされるよりも、誰かと誰かが話している声が聞こえてきた方が、そちらへ注意が集中するのでしょうか。おもしろい紹介方法だと感心しました。

■C57デモンストレーション

 ヒストリーゾーンの中をまわっていると、午前11時30分からはヒストリーゾーン中央にあるターンテーブルが回転するという放送が流れたので、ターンテーブルの横に行ってみました。徐々にお客さんが集まってきます。11時30分になると、ナレーション、C57の汽笛に続いて、ターンテーブルが回転し始めました。とてもゆっくりと回転しますが、C57を色々な角度から見ることができて、なかなかおもしろい試みだと思います。C57の汽笛は現役当時のように蒸気で鳴っているわけではなく、圧縮したガスを使ってならしているのだそうです。汽笛の音色は蒸気でなっているときとあまり変わらないのではないでしょうか。てとも、大きな音がします。

コメント

  1. 臨機応変?Part2 より:

    さいたま市の鉄道博物館に行きました

    Photo by ajari  2月7日(日曜日)に、さいたま市にある鉄道博物館…